2011年8月30日火曜日

ソウル(その2)

 ちょっと設備が古いのは我慢できても、エアコンがこちらの都合で入れられないというのは初めての経験です。1日目の夜は9時ころホテルに帰ったら、部屋は涼しくなっていました。2日目は午後9時半ころ帰ったのに部屋に入るとモアーッとしています。すぐにフロントに電話したら「エアコンは10時からです」というつれない返事。シャワーも10時までお預けです。
 まあ、そんなことでホテルの施設、設備面では不平たらたら。フロント脇にインターネットはあるけれど、印刷は出来ず、部屋にもインターネットのLANはもちろんありません。せっかくネットブックを持って行っても何にもなりませんでした。
 3日目に「Drum Cat」という女性だけのパーカッショングループの公演を見に行く予定で、日本でネット予約しました。料金の振り込みが土曜日となってしまい、銀行の営業日の関係で入金が有効になるのは22日の月曜日。バウチャーは入金確認後にメールで送られて来るので、それを印刷して劇場の受付に提示する必要があります。22日の家の出発は午前2時50分!! 当然メールは来ていませんから印刷できません。どうしてもソウルで印刷をする必要がありました。そのため明洞のPC房(バン)で、日本語が表示できることを確認してインターネットに接続、gmailを表示して無事バウチャーを印刷することが出来ました。

 というけわけで、出発前からいろいろとありましたが、今回のソウル旅行では今まで行ったことのある食べ物屋には行かないで、新規に開拓することを基本に計画を立てました。また、一日はソウル近郊に出かけようということで、仁川広域市に行くことにしました。
 まず、明洞のハナ銀行で両替です。コネストというソウル観光案内サイトに両替クーポンというのがありまして、この銀行が対象となっていました。レートは10,000円が139,700ウォンほどで、結果的には町中の両替所とほとんど変わらないレートでした。
 1日目の昼は、家内のたっての希望で忠武路にある「プサンボッチッ」というフグチゲを食べに行きました。この店だけは例外で、以前に行ってとてもおいしかった店です。
 午後1時ころの入店でしたが、店はほぼ満席で、月曜の昼間から河豚ちりをつついて、ソジュ(焼酎)を飲みながらアジョシ(おじさん)たちが大声で話をしています。私たちが注文したフグチゲは、フグがたっぷりと入った真っ赤な鍋で、フグの皮のキムチ和えもつまみに出て、これもおいしくいただきました。鍋が終わると、これにご飯を入れて焼きめしにしてくれます。これもフグの出汁がきいていて本当にうまかった。マッコリも飲んでも会計は34,000ウォン(2,500円ほど)、本当に安いです。
 満腹になったところで、タクシーで新羅免税店へ。新羅免税店は、タクシー代に応じて5,000ウォンから10,000ウォンの商品券をくれますので、ここに行くときはいつもタクシーを利用します。タクシーの運転手さんに「シルラメンソジョムカジ プタカムニダ」(新羅免税店までお願いします)と伝えると、ちゃんと通じました。免税店では、お土産や家内の友人から頼まれたBBクリームなどをかなり沢山買いました。荷物が多くなったので、タクシーで明洞のホテルに帰りました。
 夕食は、梨泰院のジゴルパッサンという郷土料理店です。韓定食が1人前7,000ウォンと言う安さです。おかずの数は20種類ほど、ほとんどが野菜の煮物や和え物という健康食です。マッコリと合わせて17,000ウォン(1,300円)で二人分の夕食が済んでしまいました。帰りはホテルまで5,000ウォンほどでした。
 (長くなりましたので、続きはその3で)

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