今、お稽古している「新浦島」の合方で結構苦戦しています。
合方は、それほどテンポが速いわけではないのですが、なかなか難しい手付けが多く、きれいに聞こえません。そこで、先生からアドバイスを受けたのが、「一つ一つの音のつぶを揃えて弾く」ことです。私が弾いているのと、先生が弾いているのを聞き比べると、先生の音は確かに一つ一つ聞き取れます。私でも、ゆっーくり弾けば、それは一つ一つの音は聞き取れますが、普通に合方を弾くスピードでやると、何となくベチャーとして感じになります。
合方でよく出てくる手に「トチチリチリツル トツツルツレツロ トツツルツレツロ トツツルトツツル トツツルルンツン」というのがあります。これの弾き方を今日のお稽古でアドバイスしていただきました。ポイントは左手薬指のはじき方でした。薬指できちんとはじけていないことが、音の切れの悪さにつながっているようです。左手薬指できれいにはじくことを意識して弾くと、少し音のつぶがそろって聞こえてくるような気がしました。
それから、次の発表会では勧進帳(滝流し)の合方の上調子をやることになったのですが、上調子の譜は文化譜で出ていないので、先生から研譜をお借りして、それを文化譜に変換しました。不明なところを先生に直していただき、一応完成しましたので、来週から本格的に練習します。
「カセ」のかけ方も一応教わりましたが、実際にカセをかけて弾くのは少し先になりそうです。
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