2010年6月23日水曜日

後発白内障

という病気、というよりは白内障手術の後遺症のようなものにかかってしまいました。
 白内障の手術では濁った水晶体(レンズ)を取り除くのですが、目の奥との境のあたりを完全に取り除くことはできないようです。そのあたりが術後に曇ってくることがあり、これが「後発白内障」というのだそうです。こちらの治療は、レーザーで曇ったところを取り除くということで、わずか5分ほどで終わりです。(瞳孔が開くまで目薬を差してから15分から20分ほどかかりますが)。赤い光で、パチッ、パチッとやって、痛みも何もありません。今、術後12時間ほど経ちましたが、右目のもやもや(白濁)は無くなっているようです。試しに、文庫本を読んでみましたが、昨日よりは楽に読むことができます。これでしばらくは本を読むのも楽になるでしょう。

 三味線は、先生から新曲で「呼応」(杵屋正邦作曲)という曲をいただきました。三絃二重奏曲です。元の譜面は五線譜で、そこに研精会の数字が記されているので、これを文化譜に書き直すところから始めました。音源はまだいただいておりませんので、特徴的な最初の部分の暗譜から始めています。調子は二上りで一定なのですが、リズムが複雑で、テンポが4/4→3/4→4/4→2/4などと複雑に変化します。難解ですが、挑戦です。