2010年9月13日月曜日

62歳になってしまいました

 暑い、暑い夏ですね。いつもなら秋風で涼しさもそこそこ感じられる季節なのに、今日も蒸し暑かったです。これでは、「秋色種」の虫の音の合方も途中で汗ばんでしまいそうです。

 お稽古中の三絃二重奏曲「呼応」は、演奏の細かいところ、mpからクレッセンドへの移り方や弾き方、勘どころの抑え方も含めて直していただいております。テンポも途中で微妙な駆け引きというか、掛け合いがあり、これも難しいですね。この曲は、全曲掛け合いの連続で、同じところを弾くというところがありませんから、テンポを守りつつ、正確に弾かなくてはならないところが厄介です。でも、うまく引けた時は、気持ちがいいです。ほとんどありませんが(笑)。
 自主練習の方は、「供奴」の暗譜が終わり、実際に弾きこむところへ入っています。次の曲は「花見踊」にかかっています。

 ところで、そろそろ佐倉の秋祭りが近づいてきました。私が以前から江戸囃子を指導している町内では、子どもたちの中学、高校進学世代交代の時が突然やってきてしまいまして、今までは10人以上の囃子方がいたのが、今ではお稽古を継続している子が3人となってしまいました。祭り当日は、先輩のOGが駆けつけてくれることになっているので何とか本番はしのげそうですが、今後のことを考えると、囃子方の募集を本気で考えなくてはいけなくなっています。町内の方と相談しながら、確実に後継者を育てていきたいです。