2007年8月28日火曜日

秋葉原散歩

 8月26日の日曜日、秋葉原で久しぶりに行列に並びました。三年ぶりくらいかな。
 目指すは、500ギガバイトのハードディスクです。ツクモEXという大型のパソコンショップで、先着50名、値段は9980円です。通常は12000円くらいで売られていますから、約2000円ほど安い。私が、いつものように午前10時半ころ秋葉原について、いろいろ買い物しながら11時10分ころにツクモEXの前に行くと、結構長い行列ができています。前から人数を数えながら後ろまで行くとちょうど40番目。結構きわどいところで整理券にありつくことができました。
 以前は、ネットで調べて特価品の行列に並ぶことはよくありましたが、ここ数年は、そこまでの情熱(?)はなくなっていました。今回はたまたま時間が都合よかったのと、ビデオ編集機のハードディスクをそろそろ増強しようという計画が一致したために並びました。それにしても500ギガバイトのHDDが1万円を切るというのこすごいことです。1ギガバイト当たり20円以下ですから、この単価に匹敵できるのは、記録型DVDの1ギガ当たり10円くらいでしょう。

 この他にの買い物は
・メモリ DDR2 PC6400 1GBx2枚 (ノーブランド)
・記録型DVD SATA接続マルチドライブ AD-7170AS (書き込みソフトNero 7付)
・USBメモリ 1ギガバイト
・MD 40枚(秋葉原でもMDは見かけることが少なくなりました。MDの命運もつきかけているのでしょうか。長唄の先生からはMDで音源をいただくことが多いので、なくなると困るのですが。
あと、英会話の教材のカセットテープからCDを作るときに、私は一度MDにコピーして、それをパソコンにつないでWAVファイルとして取り込みますので、MDがなくなると困ります。)
・その他、iPod nano用アクセサリ、マウスパッド3枚、DVD配布用不織布200枚など
久しぶりにたっぷりと買い込んできました。

 帰宅してからは、部屋にこもって、調達品のチェックです。
・まず、メモリのチェック。今メイン機についているメモリ2枚をはずして、今日買ったものをセットします。スイッチを入れると、無事起動しました。これで一安心、メモリは「相性」といわれる障害が一番出やすい部品です。今回調達したのは、ノーブランドの格安品1ギガバイトで4000円(税抜き)を切る価格ですから、この相性問題が少し心配でした。
・次は、SATAのDVDドライブの装着。メイン機のマザーボードは従来のIDEソケットが1つしかありません。現在は、バックアップ用のハードディスクとDVDドライブをつないであり、これ以上IDE接続のハードディスクやDVDドライブを接続することができません。そこで、SATA用のDVDドライブを接続することにしたというわけです。
 また、メイン機をWindows Vistaに変更しつつありますが、従来使っていたDVDライティングソフトNero 6.0がVistaに対応していないために、最新版のNero 7.0に変更する必要もありました。今度購入したDVDドライブにはこのNero 7.0が付属している(バンドルされているという)ので、これをゲットする目的もありました。
(Nero 7.0をVistaにインストールすると「既知の障害」があるというメッセージが出て、使えません。Neroのサイトから最新版をダウンロードして解決しました)
・最後に、500GBのHDDをビデオ編集機に取り付け。こちらのマシンには既に250GBのHDDが2台とシステム用の120GBのHDDがついています。ここに500GBを追加して、ついに1000GB=1TB(テラバイト)のマシンとなりました。これで当分ビデオ編集のためにハードディスク容量が不足することはなくなるでしょう。

2007年8月24日金曜日

Windowsの自動更新の失敗 直りました

 マザーボードを交換して以来、Windwos XPで Windows Updateがずっと失敗していました。
更新ファイルをダウンロードして更新作業に入ると直ぐに、以下のファイルは更新されませんでした、というメッセージがでで、ずらりと「kbxxxxxx」という番号が表示されます。
原因が分からずに、困っていました。

ネットで検索しても直ぐには分からなかったのですが、世の中には同じ悩みを持つ人がいるもので、「答えてねっと」というサイトに解決方法がアップされていました。

質問【上書インストール後,Windowsの自動更新に失敗します】
WindowsXPのパソコンで,ディスクから上書インストールで修復後,Windowsの自動更新ができなくなります。
Windows updateでもMicrosoft updateでも同様です。
更新ファイルを直接探してダウンロードしてインストールすれば更新できます。何台かのメーカ製パソコン(メーカはそれぞれ違います)で同様の症状です。
数ヶ月前までは,上書インストールした後でもWindowsのupdateは問題なくできていました。
何か変わったのでしょうか?
情報をお持ちの方,教えてください。
よろしくお願いいたします。

以下、「答えてねっと」の 解決事例

【ハンドルネーム「遅延利息」さんの回答】
Update Agentのバージョンが変わったからかも。
http://support.microsoft.com/kb/937383/ja
をダウンロードして、
ファイル名を指定して実行で exeファイルまでのフルパスに続けて

 windowsupdateagent30-x86.exe /wuforce

でUAを強制的に修正
その後、Windows Updateでどうなるか様子を見ては?

以上、回答。

早速、上記のサイトにアクセスしてファイルをダウンロードし、回答例に従って、実行したところ、見事に解決しました。
「遅延利息」さん、ありがとう。
ネットには親切な人がたくさんいると、再確認。感謝。

2007年8月22日水曜日

鷺娘の合方

 昨日の稽古のときに先生から鷺娘の合方の譜面(文化譜)をいただきました。
先生に一度弾いていただいてから、譜面の細かいところをチェックしました。文化譜は、もともと四世杵屋弥七師が考案されたものだそうで、杵屋の手が譜面にされていますので、先生の派とはところどころ手が異なります。これを直してからお稽古に入ります。
 先生からは11月の発表会でこの鷺娘の合方を弾くように言われましたが、間に合うでしょうか。まあ、2ヶ月ちょっとありますから、何とかなるでしょう。

昨日は、チンチリレンの替手をIさんの本手と合わせ、あとは越後獅子の替手を先生の弾く本手と合わせました。チンチリレンはまだ合わせ始めたばかりですから、なかなか呼吸が合いません。これは、二人で稽古するしかないということで、別に稽古の機会を設けることにしました。また、越後獅子は、通しで弾けるようになったものの、時々頭が真っ白になり、替手がわからなくなる部分があるので、これももう少し時間がかかりそうです。

正座のほうは、二度ほど立ち上がって忘れ物を取りに行きましたが、何とか40分もちました。慣れれば何とかなりそうです。

2007年8月20日月曜日

ETC

 先日の旅行で高速道路の料金所で現金を払うのがわずらわしくなり、ETCをとりつけようと思って、ネットで調べました。
 専門の装置とクレジットカードが必要と漠然と考えていましたが、ETCカードの発行には何日も待つ必要があり、結構面倒くさい手続きがありました。
 取り付ける費用を調べるために、近くにあるカー用品の店舗を検索したところ、オートバックスで「ゼロ円キャンペーン」というのを見つけました。取り付ける装置は三菱重工の「MOBE-7EX アンテナ分離型ETC車載器」で、新規にクレジットカードに加入して、ETCカードの発行も受けるというのが条件とのこと。車載器の値段とセットアップ費用がタダ、取り付け料は有料というものでした。
 クレジットカードは今でも沢山入っていて、もうこれ以上増やすのはいやなのですが、タダの魅力は大きい。結局ミレニアムカード(旧セゾンカード)なら、即日発行可能、ETCカードも即日発行できる、というのを見つけました。カードの受け取りには千葉そごうまで出かけなくてはなりませんが、もともとETCを取り付けに行くつもりでいましたから、問題なし。ネットで申し込みをして、クレジットカード会社からの確認電話を受けて、手続きは完了。後は通帳と銀行印と免許証を持って千葉そごうの地下1階にあるクレジットカウンターに行って受け取るだけ。怖いくらいに簡単です。
 千葉そごうでは、手続きに20分ほどかかりましたが、クレジットカードとETCカードを受け取って、長沼のオートバックスへ。運よくタダの機種があり、サービスカウンタで15分ほど手続きをして、あとは30分ほど待つと車載器のセットアップと車への取り付けが出来上がりました。ETCカードを車載器に挿入すると、しばらくしてグリーンのランプが点灯、これでETCが使えるようになりました。
 せっかくですから、オートバックス近くに千葉北ICから四街道ICまでETCの稼動実験をしました。千葉北でおっかなびっくりETCレーンへ、車載器のランプがオレンジに変わり、ピーという音もします。大丈夫かいなと思いながらゲートに近づくと、ゲートのバーが無事あがりました。やれやれ。5分ほど東関東自動車道を下って四街道インターへ。出口では、ETC搭載車が4台ほど続いていましたので、バーは上がりっぱなしでしたが、無事通過できました。
 半日つぶして、取り付け費用6300円だけの持ち出しでETCがつきました。以上ETC顛末記。

2007年8月19日日曜日

裏磐梯方面に

 二泊三日で出かけてきました。
 宿はTavitaの「前日割り」というのをネットで探して予約しました。二日目の宿泊は、したがって夜中の十二時を過ぎてから探しましたので、初日は少し寝不足でした。
 往きの東北道は、やや車が多いものの快調で、一度パーキングエリアで休んで、西那須野塩原ICで降りて、400万本の百合の花で有名な「ハンターマウンテンゆりパーク」というのへ寄りました。もちろん家内の希望です。冬はスキー場になるゲレンデに20種類以上の百合が植えられています。登りはリフトでゆっくりと上から眺めながら、帰りは、ゲレンデを2キロほど散策しながら降りてきます。気温は22度程で、前日までの暑さとは別世界、避暑に来た、という気分を味わうことができました。

 宿は小野川湖近くのペンション「豆わらじ」。サイトの口コミで料理の評判がすごく良い宿です。なるほど値段の割には良い料理で、我々は飲み放題(男性1500円、女性1000円←我が家は逆だと思うのですが(^_^))もつけて、おまけに米沢牛の2センチ近くの厚みのある霜降り牛ステーキを追加注文してしまいました。うまかった。

 二日目は、曇り空。今にも降り出しそう。午前10時過ぎにペンションを出発して、直ぐそばにある五色沼の散策。もう一つ、もう一つ先の沼を見ようと言っている内に、反対の入口まで4キロも歩いてしまいました。歩いて引き返すのは大変なので、バスでスタート地点まで引き返しました。
 昼食は、喜多方ラーメンを求めてドライブ。喜多方市に着くと直ぐに雨が降り出し、翌日までやみませんでした。ラーメンは、わざわざ食べに行くほどのことはなかった、というのが感想です。
 二日目の宿も裏磐梯のペンション。こちらは、施設がやや古く、部屋にバス、トイレがないというところでしたが、共同の風呂は広くて、快適でした。料理は、平均レベル以上でした。酒は、前日飲み過ぎていたので、ビール1本、冷酒1本と控えめにして、部屋で途中ゲットした「会津流・純米吟醸」をちょっとやったら、疲れて寝てしまいました。

 三日目は、宿を9時に出発して、磐越道で「阿武隈洞」へ。土曜日ということで大変な混雑でした。十二時頃我々が駐車場を出る頃には、駐車待ちの行列ができていました。
 昼食は小名浜の「一平」という割烹料理店。家内が半年ほど前に実家の父母、妹、弟と旅行したときに利用して、おいしかったという店。なかなか古びた風情のある店で、値段はちょっとお高め。「板場お任せ御前」3200円を頼みました。食事の後は、小名浜港のそばにある物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」というハイカラな名前の市場でお土産をゲット。

 帰り道は、常磐道で千代田石岡ICまで行き、ここから一般道にでで、潮来ICから東関東自動車道でのんびりと帰ってきました。3日間で880キロの旅でした。

(高速道路の支払いが面倒でした。ETCをつけることにして、本日申し込みました。これを理由に、家内にあちこち行けと言われそうで、怖い。)

2007年8月16日木曜日

太神楽

 私の三味線の先生のお父上は、太神楽曲芸協会会長の鏡味仙三郎師です。
 8月14日に太神楽曲芸協会の創立70周年記念公演が国立演芸場で行われることを新聞で知り、先生を通じてチケットお願いしたところ運よく入手できましたので、家内と拝見してまいりました。

 番組は「寿獅子舞」から始まり、「恵比寿大黒舞」「末広一万灯の建て物」、落語の鈴々舎馬風、桂歌丸師匠がゲスト出演し、中入り。後半は、「里神楽(松本源之助社中の恵比寿・おかめ・もどき)」、鏡味仙三郎師の「花籠鞠(どんつく)」、ジャグラー、曲芸アラカルト、最後は協会若手総出演の「傘の曲」と盛りだくさん。笑いあり、ハラハラありの2時間30分でした。

 寿獅子舞は、私たちの江戸囃子連が行っている一人舞ではなく、二人舞でした。囃子方には、笛、太鼓、鉦に加えて三味線が入りますので、趣もかなり異なります。獅子舞の歴史からすると、江戸流の獅子舞の原型、祖流かなと感じました。
 また、幕が開く前に、陰囃子で祭り囃子が演奏されましたが、葛西系の江戸囃子のようでした。
 松本社中の里神楽は、「敬神愛国」の恵比寿の鯛釣りと「岡目」「だるま」のもどきのからみが少々で、15分ほどの短いものでした。恵比寿は源之助師、もどきは二人とも女性でした。囃方の笛も女流でしたが、こちらの社中でも女流の進出が目覚しいようです。ただ、囃方の装束が「着流し」でしたので、里神楽の関係者からすると、ちょっと違和感があったかもしれません。
 曲芸の中では、○○○の紙を使った立物(バランスを使った芸)がおかしみの点で秀逸で、家内は家へ帰ってからも思い出し笑いをしていました。

2007年8月13日月曜日

正座椅子

 パソコンネタが続きましたので、ここらで三味線ネタを。
 私は、三味線を弾くときに正座椅子を使っています。もともと、「慢性色素性紫斑」という難しい名前の病気で正座を長くすると、下半身に紫色の細かい斑点ができてしまいます。そこで、唐丸さんに高さを嵩上げしてもらった特製の正座椅子を使っています。
 正座椅子に腰掛けて三味線を弾くときには、腿からひざにかけて少し傾斜しています。このため、棹が前に出やすく、少し上を手前に倒し気味にして弾いていました。
 ここ2日ばかり、正座椅子を使わないで、つまり腿が床とほぼ平行の状態で弾いてみたところ、左手も撥も明らかに安定して弾くことができます。音も、しっかりと弾けているのが素人にも感じられます。やはり、腿からひざにかけて斜めになっていると胴が安定しませんから、左手にも、右手の胴を押さえる手首から肘にかけても、余計な力が入っているようです。
 膝の痺れを我慢するか、三味線の安定をとるか、それが問題です。
 今のところ、正座椅子なしで我慢できるのは25分が限度ですから、本番では持ちますが、稽古の40分は無理。毎日、座れば少し長く座っていられるようになるのでしょうか。

2007年8月12日日曜日

バックアップ

 マザーボード、CPUの換装はうまくいきました。
 次は、システムの安全度を高めるためにハードディスクのバックアップをとる必要があります。私のバックアップの方法は、HDDを丸ごと別のHDDにコピーしてしまうという方法で行っています。
 この方法ですと、普段使っているHDDが具合悪くなっても、前回丸ごとコピーしてある予備HDDと交換すれば直ぐに使い続けることができます。最低でも月に1度はバックアップしますので、一か月前まで戻れば被害は比較的少なくてすみます。もちろん、二度と復元できないファイルはDVDなどにも随時コピーをとってあります。
 システムが正常に動かなくなったときは、Windowsを再インストールすることが一番よい解決方法なのですが、これにはソフトの再インストールや設定のし直しなど、大変時間と労力が必要になります。できれば、これはしたくないのが本音です。
 この点、私がとっている丸ごとバックアップは比較的楽にできますので、安心です。コピーといってもWindowsシステムが入っているドライブ(C:)は、ふつうのコピーではバックアップすることはできません。専用のソフトが必要になります。私は、Norton Ghostというソフトを使っています。(そのほかにもHD革命Drive Copy、Acronis True Image、コピーコマンダーなども使っています。ほとんどドライブコピー・フェチですね(^_^))
 Norton Ghostは、もともとフロッピィからシステムを起動して、IDEのハードディスクを丸ごとコピーするような仕様でしたが、SATAのハードディスクがシステムにつながっていると、フロッピィベースでは作動しません。バージョン10からは、Windows上からコピーするような仕様に変わりましたので、SATAのハードディスクがついていてもコピーすることができるようになりました。
 私のシステムでは、今回のCPU、マザーボードの組み合わせからSATAのハードディスクを使わざるを得ませんので、Norton Ghost 10以降を使う必要があります。そこで、新しいハードディスク(Hitachi HDT725025VLA380 SATA 250GB)
を調達して、これに120GBのハードディスクから丸ごとコピーすることにしました。
 Norton GhostはWindowsが動いている状態で起動し、ドライブを一つ一つ指定しながら、コピーしていきます。(前のFDバージョンの時は、一度にドライブごとコピーができて便利だったのですが)
 コピーが終わったら、新しいハードディスクからWindowsシステムが起動するか確認します。
 無事起動することができました。
 次は、同じ250GBの容量のIDEのHDDに、再度丸ごとコピーをしました。コピーが終わって、IDEから起動してみると、Windowsがうまく起動しません。これでは、いざというときに役に立ちませんから、ソフトを変えて再挑戦です。

(ただいま、HD革命Copy Drive2を使ってコピー中です。このソフトはコピーの前にハードディスクをチェックするので、この時間がとってもかかります。もう1時間15分たったいますが、まだチェックディスクをじっこうちゅうで、コピーは開始されていません。いったいどれだけ時間がかかるのか。この続きは、次回に。この間は、何しているのかって、もちろん三味線を弾くか、唄ってます\(^_^)/)

 

2007年8月10日金曜日

CPU、マザーボート取り替え(長文)

先日入手したCPU 、マザーボード、メモリをメイン機のそれと交換しました。

 古い構成は、CPU:Pentium4 2.8GHz、マザーボード:Aopen AX4SG-UL、メモリ:DDR PC-3200 256MB×2(512MB)、ハードディスク:Maxtor 6Y160P0 (160GB)、ビデオカード:Geforce FX5200 128MB、光学ドライブ:DVD 2台、バックアップ用ハードディスク(以下HDDと略記)1台 というものでした。

 新メイン機のマザーボード(以下M/B)は、HDDやDVDドライブをつなぐIDE(アイ・ディー・イー)というコネクターが1つ(古いM/Bには2つあった)しかついていません。その代わりに、SATA(シリアル・エー・ティー・エー)というコネクターが4つあります。SATAには1つのコネクターに1台のHDDやDVDドライブをつなぐことができます。ただし、コネクターの形状が違うので、最終的はHDDやDVDを買い換える必要があります。(IDE←→SATA変換コネクタが2500円程度で売られてはいますが)
 そこで、新メイン機では、以前買ってあったSATAのHDD(Maxtor 6Y120M0 120GB)をシステム用のHDDにして、バックアップ用のHDDとDVDドライブを1つしかないIDEにつなぐことにしました。

 換装はうまくいったのですが、大きな問題点が2つありました。
●1 M/B(AsusTek P5K-V)のBIOS(バイオス)が古いために、新しいCPU Core2 Duo E6750を認識しない。
●2 古いメイン機のCドライブをSATAのハードディスクにコピー(Norton Ghost 10というユーティリティソフトでシステム領域も全部コピーします)したが、Windows XPが起動しない。
 その他は、Core2 Duo のCPUクーラーの取り付けが、慣れていないので苦戦しました。力加減が難しい。

 以下、自分のメモがわりに手順を書いてみます。
【BIOS書き換え】
 まず、CPUとメモリを取り付けた新M/Bをケースにネジで固定します(この段階では、HDDやDVDやフロッピィ(FDD)は取り付けないでチェックします。理由は、エラーがあった場合に原因を特定しやすいからです)。電源とフロントパネルコネクターを差して、スイッチオンです。CPUファンは意外に静かです。「ポッ」と音がして、BIOSの画面が出るはずですが、出ません?
 画面には「Intel CPU uCode loading error  Press F1 to Resum」
と表示されて止まってしまいます。(F1キーを押せば、BIOS設定画面が表示されますが、システムを起動するたびにこれではいただけませんね)
 ネットで調べるとM/Bが新しいCPUの型番を認識していない、というエラーのようで、BIOSを最新のものに書き換えないと直らないらしい。
 仕方ないので、BIOSの書き換えをすることにしました。
 ここでまた問題が発生しました。BIOSというのは、パソコンの起動時(ブートといいます)に、いろいろな部品(デバイスとよびます)を初期化したり各種設定を行なうプログラムのことで、通常はマザーボード上にあるのROM(リード・オンリー・メモリ)に書き込まれています。マザーボード上にあるこのROMは、書き換えが可能でCMOS(シー・モス)といいます。ただし、この書き換えに失敗するとマザーボードはお釈迦になってしまいますので、通常はよほどのことがないと行いません。
 書き換えの方法は、以前はシステムを起動することのできる最低限のプログラムが入っているフロッピィディスク(私は、Pure DOS FDと勝手に呼んでいます)に書き換え用のプログラム(フラッシュ・ユーティリティなどと呼ばれます)と書き換えるためのデータをコピーして行います。最近では、FDの代わりに、USBメモリも使えるようになっていたり、マザーボード上に書き換えユーティリティが付属していたり、あるいはWindowsシステムが稼働している最中に書き換えが可能なマザーボードもあります。一般的にはFDから書き換える方法がとられています。私もこの方法で書き換えていました。
 そこで、もう一台のビデオ専用機からAsusTekのサイトにアクセスして、バイオス書き換え用のユーティリティプログラム(ADUDOS.exe)とBIOSデータ(P5K-V-ASUS-0402.rom)をダウンロードしてFDにコピーしようとしました。(正確には両方ともZIPファイルという圧縮された形式でダウンロードして、解凍ソフトでexe、romファイルに変換します。)
 ところが、BIOSデータファイルが1048キロバイトもあり、FDの容量が一杯になってしまってコピーできません。DOS(ドス)起動が可能なFDはcommand.comというプログラムが書かれていますが、この容量は約402キロバイトあります。書き換えユーティリティプログラムとBIOSデータをコピーするとFDの容量を超えてしまいます。(AsusのサイトにはFDにコピーしろと書いてあり、全く不親切です)FDからの書き換えはあきらめざるを得ません。さて困った。
 再度AsusTekのサイトを探すと、マザーボード上のユーティリティ(EZ Flash 2)でも書き換えが可能ということが判りました。そこで、フォーマットしたFDに先ほどのP5K-V-ASUS-0402.romだけをコピーして、新メイン機のスイッチを入れ、直ぐにAltキーを押しながらF2キーを押しますと、EZ Flash 2が起動し、FDからBIOSデータを読み込んで、書き換えが行われ、うまくいきました。BIOSの書き換えは、何度やっても胸がドキドキします。書き換え(フラッシュと呼びます)中に停電になったら、まずそのマザーボードは使い物にならなくなります。
 これで、BIOSが最新のものになったので、「Intel CPU uCode loading error  Press F1 to Resum」は表示されなくなりました。
 次は、Windos XPが起動しないという問題です。

【Windows XPが起動しない】
 マザーボードを交換するとWindowsが起動しなくなることは、結構起こることです。まあ、パソコンの自作をしない方にとっては、マザーボードを交換したり、CPUを交換することはないと思いますので、この状況でのシステムが起動しないという経験はないと思われますが。
 こちらの解決方法は比較的簡単で、Windowsシステムを上書きインストールすれば、以前の環境のままに直すことができます。
 Windows XPが起動しないと書きましたが、状況を正確に書けば、Windows起動画面で「旗」がちょっと表示されて、直ぐにシステムの再起動がかかってしまいます。何度やっても同じです。
 マザーボード交換時に起こる症状としては、「旗」の直ぐあとに、見たこともないブルー画面が表示されて、なにやら英語でメッセージが表示されて、先へ進まないという状況になることです。こうなったときは、Windowsの上書きインストールでなおします。(再インストールではなく、あくまで上書きです。再インストールするとそれまでの設定や、プログラムが全てなくなってしまいますので、大変に手間がかかります。)
 以下は、その手順です。
○まず、システムを起動すると直ぐに「Delete」キーを押します。するとBIOS設定画面が表示されます。ここで、「Boot(ブート)」順(システムをどの部品から起動するか)を確かめて、ハードディスクよりCD-ROMの方を優先する設定にします。(通常は、フロッピィディスク、ハードディスク、CD-ROMとなっている例が多いです)ここで、F10を押して、変更した設定を記憶させます。
○次に、システムを起動すると直ぐにWindows XPのシステムCD-ROMをドライブにセットします。CD-ROMからシステムを起動するかと聞いてきますので、「Enter」キーを押します。(実はどのキーでもOK)
○しばらく、いろいろなプログラムなどが読み込まれ、Windowsシステムをインストールするかと尋ねる画面が表示されます。ここで「Enter」
○次にMicrosoftのライセンスに同意するかで「F8」(同意)
○ハードディスクにWindowsシステムが存在するので、どうすると聞かれるので「R」(修復)
○Windowsシステムの修復を行うで「R」(修復)
○これで、一度Windowsのシステムファイルが削除されて、CD-ROMからシステムファイルがコピーされて、システムのインストールが行われます。
○しばらくするとWindowsのプロダクトキー(5桁ずつの英数字で合計25文字)の入力を求められますので、これを入力するともうしばらくインストールが行われ、システムの修復が完了します。
○このあとは、Windows XPの場合はライセンス認証に進みますが、この段階では、LANが使えない場合があるので、後でLAN環境を整えてインターネットに接続できる状態になってからライセンス認証を行います。
○これで、旧マシンで使っていた環境と全く同じ環境でパソコンを使うことができるようになります。
(ちなみに、Windows 2000でも同じ手順で修復できます。Window 98系のシステムでは手順が異なります。)

このマザーボード交換に要した時間、ほぼ8時間でした。フゥー 疲れた。

2007年8月9日木曜日

ついでに秋葉原

江戸村での打ち合わせは午後6時30分で終了しました。先方の都合で一杯会は日延べとなりました。
そのまま帰るのでは芸がないので、秋葉村の価格調査に出動しました。
昨日のブログでは、ミニタワー型ベアボーンとCPU、メモリを調達の予定と書きましたが、調達予定のショップへいったところ、残念ながら品切れでした。品物がないと何か寂しくなります。しばらく思案して、IntelのCore2 Duoに変更することにしました。出費1~2万円増えますが、元々はこちらを導入する予定でしたので。(←言い訳けモード)
本日のショッピングリスト
○CPU Intel Core2 Duo E6750 (LGA775 FSB 1333MHz,Dual Core,EM64T対応,TDP 65W) 
○マザーボード AsusTek P5K-V
○メモリ PC2-6400 1GB×2 CFD Elixir
マザーボードにビデオ機能が搭載されていますのでビデオカードは不要です。
これを今のメイン機に載せ替えます。
結果は後日報告します。

2007年8月8日水曜日

楽しい飲み会

今日は、異動の前から決まっていた気の置けない仲間と飲み会でした。偶然ですが異動の慰労会のような雰囲気もありました。親しい仲間ですから、「真相」を話してあげました。久しぶりなので、あれやこれや話題が飛びながら、時の経つのも忘れてワイワイと語り合いました。
気がつくと午後10時過ぎていまして、お店から「そろそろ……」といわれてしまいました。
明日は、午後から江戸村へ出張の予定です。出張先の偉い方とアフターファイブがあるらしいです。
(なければ、秋葉村へ寄って、ミニタワー型ベアボーンとCPU、メモリを調達します。)
あと2日、がんばるぞ。

2007年8月7日火曜日

文字化け

本日、勤め先で自分のブログを確認したところ、本文は全部文字化け、プロフィールはかろうじて日本語という状態でした。
表示をいろいろ試してみましたが、だめでした。ナーンデカ?

本日から4日間は、今回の異動の歓送迎会で長唄の練習はできません。
かろうじて、通勤途中(実は原チャリで通勤してます)の唄の稽古だけです。ヘルメットの中で自分の声はよく聞こえます。下手なのもよく分かります。通勤時間は15分ほどですから、長唄にはちょうどいい時間です。稽古途中の時は2回程唄えますし、全曲でも、合方を省略すれば、だいたいの曲は唄うことができます。
今日は、我が家から徒歩5分程の料理屋で異動先の○○室の歓送迎会でした。原チャリで往き、かえりに十分唄うことができました。
午後9時半過ぎには、家に帰り着きましたが、お酒を頂くと三味線は弾けませんので、今日は弾くのはあきらめました。

このフォント設定で、明日職場で文字化けしていたら、もう一度設定をもとから見直します。

2007年8月6日月曜日

初投稿

唐丸さんのEditaに参加するために、急遽ブログを作ることにしました。
ここしばらく、この手の投稿等をしたことがないので、何から書き始めていいか分かりません。
仕事のことは、書きたいことがたくさんあるのでが、もう少し現役生活がありますので、我慢、がまん。
ブログタイトルは、長唄にしたかったのですが、何となく気恥ずかしくて、「邦楽」としました。ここ3年ほどは、祭り囃子のお稽古をすっかりさぼっていまして、長唄三昧です。芸事は一般にそうでしょうが、長唄も、やればやるほど先が見えなくなります。でも、気長にお稽古を積んでいきます。何しろ、もうすぐ毎日が日曜日になりますから。
今お稽古中の曲は、三味線が「越後獅子」の本手が終わって、替手を稽古しています。
唄の方は「花見踊」です。1月前までは「供奴」をお稽古していました。
11月10日(土)には三回目の発表会があります。これに向けて、がんばらねば。
(8月8日文字化け修正)