2007年8月13日月曜日

正座椅子

 パソコンネタが続きましたので、ここらで三味線ネタを。
 私は、三味線を弾くときに正座椅子を使っています。もともと、「慢性色素性紫斑」という難しい名前の病気で正座を長くすると、下半身に紫色の細かい斑点ができてしまいます。そこで、唐丸さんに高さを嵩上げしてもらった特製の正座椅子を使っています。
 正座椅子に腰掛けて三味線を弾くときには、腿からひざにかけて少し傾斜しています。このため、棹が前に出やすく、少し上を手前に倒し気味にして弾いていました。
 ここ2日ばかり、正座椅子を使わないで、つまり腿が床とほぼ平行の状態で弾いてみたところ、左手も撥も明らかに安定して弾くことができます。音も、しっかりと弾けているのが素人にも感じられます。やはり、腿からひざにかけて斜めになっていると胴が安定しませんから、左手にも、右手の胴を押さえる手首から肘にかけても、余計な力が入っているようです。
 膝の痺れを我慢するか、三味線の安定をとるか、それが問題です。
 今のところ、正座椅子なしで我慢できるのは25分が限度ですから、本番では持ちますが、稽古の40分は無理。毎日、座れば少し長く座っていられるようになるのでしょうか。

2 件のコメント:

唐丸 さんのコメント...

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唐丸 さんのコメント...

Editaの方にカキコミしました。