2007年9月26日水曜日

友人のノートパソコン

 職場の友人(女性)から電話があり、一週間ほど前からノートパソコンでインターネットに接続できなくなっている由。

 女性といっても怪しい関係ではありません、私の親友の妹さんで小さい頃から知っている方です。今は事情があってマンションで一人暮らしですから、私も無邪気に単身でお訪ねするわけには参りませんので、訪問はいつも家内が一緒です。(それをよいことに、ワインをいただいています。)

 閑話休題。インターネットにつながらないという問題です。
電話では、「無線LANのルーターの電源を一度切って、再度電源を入れてみて」と、いうのから始まり、私の知っていることはすべて試しましたが、つながりませんでした。
 仕方がないので、当日の夜、往診することにしました。LANケーブル、無線LANカードなど諸々を持って、家内とともにお伺いしました。
 診断結果は、パソコンの設定は間違っていないにもかかわらず、LANには有線でも無線でもつながらないという状況です。仕方がないので、ノートパソコンのLANソケットの故障を調べるために、ノートパソコンを尚電宅に持ち帰ることにして、後はおきまりのワインをいただきまして、一人でボトル三分の二ほどいただいてしまいました。
 尚電宅でLANケープルをつないで試したところ、問題なくLAN接続が出来ます。もちろんインターネットにも接続できました。

 以上の結果、友人宅のLAN接続端子の故障、つまりマンションの部屋のLAN配線設備の故障が疑われます。友人にマンションの情報関係の管理会社に電話して、故障の有無を確認してもらうように依頼しました。
(管理会社の返事は、部屋に設置されているハブが故障しているらしいというもので、しかも設置から2年以上たっているので保証対象外の由。結論は「自分でハブを交換しろ」というつれないものだ、ということでした。)

 友人のノートパソコンは富士通のFM-V Biblo NB55G (CPU Celeron 2.2GHz、メモリ256MB、HDD 80GB、マルチDVDドライブ搭載)です。OSはWindows XP SP1ですから、メモリ256MBでは足らず、システムの起動に5分近くかかっています。友人は、スイッチを入れてから家事をしていると言ってます(^_^)。
 LAN環境以前に、ノートパソコンを快適に使うには、メモリの増設が必要です。休みのついでに512MBのメモリをヨドバシカメラ千葉店で調達しました。早速メモリを増設して、起動時間等を調べたところ、起動時間は、増設前の5分程度から、メモリ768MBの環境では1分30秒。シャットダウンは3分から、1分へと顕著な効果が現れました。Windows XPは最低でも512MBのメインメモリが必要ということでしょうか。

 さて、LAN接続です。友人宅を再訪問して(もちろん家内も一緒ですよ)、友人がマンションの入居時にもらったマニュアルを探して、「情報分電盤」なるものを見つけておいてくれました。何のことはない、外からのLANケーブル各部屋へ6本のケーブルで結んでいるバッファローの8ポートハブがついていました。そのハブに電源をつないで見たところ、ランプは何もつきません。完全に死んでいます。(友人が言うには、管理会社に電話して、係員の言うとおりにやった時には、電源のランプはついていたということでしたが。)
 まず、有線LANでの接続を試すことにして、ハブを取り外し、外からのLANケーブルのポートに10メートルのLANケーブルを接続して、反対側の端子をノートパソコンのLAN端子に接続したところ、問題なくインターネット接続が出来ました。
 
 そこで、ノートパソコンに無線LANカードを入れ、無線LANのルーターを情報分電盤の端子に直接接続することにしました。
 これでインターネット接続を試したところ、問題なくネット接続が出来ました。
 電脳おじさん面目を保つことが出来ました。めでたし、めでたーーーし。

2007年9月24日月曜日

発表会

 私がお稽古していただいている長唄の会は「佳櫻会」といいます。名付け親は東音の岩田喜美子先生で、大○先生が師事した故田島佳子先生の一字をいただいて、櫻と佐倉をかけてつけていただいたと伺いました。

 第三回目の発表会が近づいてきました。11月10日(土)、場所は佐倉美術館のホール(4階)、開演は午後3時からです。
 私の発表は、
 三味線が越後獅子(替手)
 合方がチンチリレン(替手)と鷺娘、
 唄が「供奴」
と今回も欲張っています。

 鷺娘の合方は、22日のお稽古で、さらに一部が追加されましたから、まだ仕上がっていません。昨日秋葉散歩の行き帰りの車内で追加部分の唱歌を覚えました。たぶん間に合うでしょう。今日これから、完全に憶えるつもりです。

2007年9月20日木曜日

英会話教材(その2)

 Modern English という英会話教材のMD化、パソコンへの取り込みが終わりました。
 教材は第1巻が欠品で、第2巻から第30巻までありました。
 第2巻から第24巻まではカセットテープが3巻ずつ(うち1本のテープが欠品でした)、第25巻から第29巻までがカセットテープ2本ずつ、最後の30巻目には海外旅行英会話テープが1本ですから合計で79本になりました。
 これを録音するのに使ったMDは全部で80分もので38枚でした。
 MDからパソコンへはCreativeのSound Blastr Digital Music PXという変換用のUSB機器を使ってWAVファイル形式で取り込みました。全容量は、24.1GBです。
 これをMP3ファイルに変換(変換レートは64kbps)すると、その容量は1.09GBになりした。およそ25分の1に圧縮されました。この圧縮されたMP3ファイルをiPODやNuvo200などのデジタルオーディオプレーヤーにコピー(転送)して使います。
 私のiPODにこの教材のMP3ファイルをすべて転送したところ、全容量3.7GBのうち2.3GBを使ってしまい、残りが1.4GBとなってしまいました。

 これから、毎朝出勤したら、業務開始前に15分ずつこの教材を聞くことからはじめます。
 さあ、〝英語耳〟つくるぞ!

2007年9月16日日曜日

碑文谷八幡神社

 九月のこの頃は全国的に八幡神社の祭礼が行われているのでしょうか。
 本日は、江戸囃子のお仲間からお誘いを受けて、上町の子供たちと一緒に、目黒の碑文谷八幡神社へお囃子の奉納に伺いました。今年は、一軍メンバーの中学生2名が部活(ブラスバンド)の関係で参加できないため、やや変則的なメンバー構成となりました。
 車2台で出かけましたが、途中湾岸習志野でトイレ休憩。参加メンバのうち最年少の小学校2年生の女の子が車酔いです。お囃子リーダーに電話で事情を説明して、ゆっくりと目黒に向かいました。
 碑文谷八幡に着いてからは、いつもと同じように、差扇の舞が2番と江戸祭り囃子、投げ合いと、いろいろと演奏をさせていただきました。佐倉の秋祭り以外に神楽殿という公の場で、こうしたお囃子を披露する場を与えていただけることは、本当にありがたいことです。
 佐倉では、たくさんの子供たちがお囃子のお稽古に励んでいますが、10月の秋祭り以外には、発表の場は残念ながら多くはありません。私たち指導者が、そうした機会を設ける必要があるのかもしれませんが、佐倉という土地柄が、囃子そのものにあまり重きを置いていないということがあるのかもしれません。
 今日もお囃子の仲間から「佐倉は何でこんなにお囃子の上手な人たちがたくさん出るのでしょうか?」と聞かれました。佐倉というところは江戸囃子に関しては一種「特別の土地柄だ」と感じている方が、佐倉以外にはたくさんいることは事実です。そうしたことを知らないのは、実は佐倉の方たちだけかもしれません。

2007年9月13日木曜日

英会話教材

 数年前に、家内が友人からいただいた英会話教材が屋根裏部屋に放置されていました。
全部で30巻にもわたる本格的な教材です。最初の巻は欠品していますが、あとはそれぞれのケースに教科書、テスト、日本語解説書、カセットテープ3巻がそろっています。
 私もそろそろ「毎日が日曜日」になりますので、この英会話教材で英語の勉強をしなおしてみようと思っていました。家内からは、海外ロングステイのためには英会話が必須なので、「勉強して!」と厳しく申し渡されています。
 いまさらテープのウォークマンでもないので、教材のカセットテープをiPODなどのデジタルオーディオに取り込んで「お勉強」しようと思い立ちました。

 テープからCD-Rに直接記録できればいいのですが、私が持っているカセットデッキには、Line outの出力端子がありません。仕方がないので、MDコンポステレオを使ってカセットテープから一度MDに録音して、次にMDからパソコンにWAVファイルとして取り込み、最終的にはMP3形式に変換して、デジタルオーディオプレーヤに転送することにしました。

 1巻は5つのレッスンに分かれており、ほとんどの巻は80分のMD1枚に収録できます。録音済みのMDはLine Out出力が付いているシャープのMDプレーヤーとUSBデジタルオーディオ変換機をつないで、これをさらにUSBケーブルでパソコンにつないで、パソコンに転送します。
 パソコンでの録音は「Sound it! 5.0」というソフトを使っています。Sound itではWAV形式の録音がで、録音されたファイルを分割したり、低い録音レベルをあげたり、逆に落としたりすることが出来ます。
 WAV形式のファイルは、加工したり分割したりするには便利なのですが、圧縮されいてないために、ファイル容量が大きくなるのが欠点です。そこで、ファイルを圧縮してMP3形式に変換します。
 私がWAV→MP3の変換に使っているソフトはCreativeのデジタルオーディオコンバーターというソフトです。家内に譲ったNuvo 200というデジタルオーディオプレーヤーに付属していたソフトで、圧縮率が任意に指定できる大変使い勝手がいいソフトです。

 ここ1週間ほどは1日に2巻ほど、カセットからMDに録音、MDからパソコンへの転送という作業を進めていまして、およそ三分の一ほどが終わりました。こんなことを暇に任せてやりながら、「老後」への準備を進めています(*^_^*)

2007年9月9日日曜日

綾色箱

 私の三味線のお師匠さんは、女流邦楽家で作っている「綾色箱」という演奏団体の会員となられています。昨日は、その2回目の公演が池袋の自由学園「明日館(みょうにちかん)」講堂で開かれました。
 「明日館」は、かの帝国ホテルの旧館を設計したフランク・ロイド・ライトの手になるもので、歴史と風情を感じさせる建物でした。別棟では結婚式も行われていました。 

 昼と夕方の2回公演で、昼の部を拝見してきました。番組は二番で「綾色版 吹き寄せ」と「おとしらべ 日本橋」で、「吹き寄せ」は、秋の情景や情趣を唄った曲を、たっぷりと鳴り物で描出しようとする作品。「虫の合方」や女伊達の立ち廻り(四丁目の合方)など、大変楽しく聞かせていただきました。
 「日本橋」は、音でつづる泉鏡花の世界と題して、語り、踊り、台詞、鳴り物で日本橋の芸者と旦那の愛憎劇を表現した作品でした。普段の長唄だけの公演と違い、邦楽の表現の豊かさ、可能性を感じさせる楽しい舞台でした。

 公演の後は、秋葉原へ寄り、500GBのハードディスクとマウスを調達して、四街道に帰り、居酒屋で一杯。いろいろ充実した一日でした。

2007年9月4日火曜日

虫の合方

 9月の声を聞くとともに、私の住まいの周りでも虫の音が聞こえてくるようになりました。
クーラーをかけずに、窓を開け放つと、うるさいくらいに二階の部屋にも虫の声が届いてきます。鳴いている虫の名前まではわかりませんが、鈴虫や松虫ではないことはわかります。

 虫の音といえば、長唄の三味線では「秋の色種」(あきのいろくさ)という名曲の中に、有名な「虫の合方」というのがあります。この「虫の合方」は、もう2年以上も稽古していますが、いまだにうまく弾くことができません。とにかく難しいです。(「滝流し」と双璧です。私にとってですが)

 ここで、合方について説明しようと思ったのですが、三味線の用語解説は、私もよくわかりませんので、「長唄 さざれ石の会」さんのホームページからお借りまします。
 → http://www.hm4.aitai.ne.jp/~irokusa/sazareishi.htm
 このホームページの「詞章解釈」の中で、「合(あい)」「合方(あいかた)」は次のように説明されています。

《引用開始》
[合・あい]
合いの手=あいのてとも云う。 唄と唄をつなぐ短い手(旋律=メロディー)
[合方・あいかた]
曲中の三味線による間奏曲で、特定の意味を持ち合の手より長いのが特色。布を水に晒す(さらす)さまを表現した晒しの合方、川や水や舟を表現した佃(つくだ)の合方、秋の虫の音を表した虫の合方など多くの合方がある
《引用終わり》

 ということで、合方は、三味線の聞かせどころでもありますから、難しいテクニックがてんこ盛りです。最初に先生から譜面をいただいて、お手本を弾いていただいた後に、一手ずつゆっくりと教わっていきますが、はじめは、こんなの絶対に弾けないと思うことが、よくあります。でも、出来ないなりに、根気良く、粘り強く稽古していくと、少しずつ、弾けるようになっていきます。先生からは、手が良く回るようになるために、毎日続けて弾くようにしてくださいといわれています。
 以前の稽古では、先に合方(早笛、狂い、虫の合方、滝流し、花見踊り前弾きなど)をさらってから、一曲の稽古に入っていましたが、このやり方ですと、手があまり回らないうちに、細かい撥を使わなくてはなりません。ですから、あまり調子よくお稽古が出来ないということが多くありました。最近は、先に一曲(今ですと越後獅子)をさらってから、合方の稽古に入るようにしています。これですとある程度手が温まって(?)いますから、結構気分よく、合方の稽古に入れます。

 さて、これから、集く虫の音の中で、虫の合方なんぞを弾いて見ましょうか。

2007年9月1日土曜日

液晶ディスプレイ交換

 最近は、三味線の話題が少ないのですが、これは先生のスケジュールの関係で、8月後半から9月市初旬にかけてお稽古が入っていないためです。自分では、毎日三味線の稽古をするように心がけてはいるのですが、あまりやりすぎると左肩が痛くなりますので、まあほどほどにしてます。鷺娘の合方は、どうやら暗譜が終わりましたので、通しで弾けるように稽古を進めています。

 というわけで、またまたパソコンネタです。
 半月ほど前から家内の部屋にあるテレビ(実は25年も使っている松下製です)が横の斜め縞になってしまい、見られなくなりました。2011年7月にはアナログテレビが使えなくなりますから、今からテレビを買い換えるのも無駄のような気がして、私の部屋のテレビを移すことにしました。私は、テレビはニュースとスポーツ番組くらいしか見ないのですが、早朝目が覚めたときは、枕元のテレビでニュース番組を見るのが習慣になっていました。習慣というのは困ったもので、このリズムが崩れると何か調子が悪いのです。私が使っているパソコンのディスプレイは、サムソン製のテレビやFM放送にも対応した機種でした。そこで、それをテレビ専用として、新しく横長の液晶ディスプレイを調達することにしました。

 今までの機種が19インチですから、ディスプレイの縦のサイズは約30センチあります。これと同じ縦のサイズで横長ディスプレイとなると、22インチ横長タイプになります。この条件で探して、コストパフォーマンスの高いものを選びました。その結果「三菱RDT221WN」に決めて、8月28日の夜、インターネットで注文したところ、何と31日にはもう配達されてきました。
 22インチ横長ディスプレイの解像度は「1680×1050」です。これ以外の設定ですと文字がにじんだりして見づらくなります。Windows Vistaにしたメイン機には、三菱電機のサイトからVista用のディスプレイドライバをダウンロードして設定しました。ビデオ専用機の方は、ビデオカードがnVidiaのGeForce FX5200というビデオチップを使ったカードで、ディスプレイドライバが古いために、1600×1050の解像度の設定しかありません。そこで最新のディスプレイドライバをnVidiaのサイトからダウンロードしてインストールしたところ、ビデオ編集ソフトが起動しなくなりました。ビデオ編集機で一番要のソフトが起動しないのでは使い物になりません。ディスプレイドライバを元に戻し、ビデオカードに付属していたCD-ROMから少し古いバージョンのディスプレイドライバをインストールしたところ、解像度の設定も1680×1050が可能となり、ビデオ編集ソフトも無事起動することができるようになりました。
 新しいディスプレイは、最初は「ブライト」を相当低めにしないと、明るすぎで目に悪い感じです。今までのディスプレイに比べると、右端がむやみに広く、無駄に感じます。Windos Vistaでは「ガジェット」という小さな窓を常時表示して、天候やニュースなどを表示させておく機能が売りですから、これでも表示させてみましょう。