2007年12月31日月曜日

年の納めは長唄DVD編集

 若獅子会という若手の囃子演奏家(長唄の笛・小鼓・大鼓・太鼓)の発表会がありました。
 私の若い友人がこれのメンバーになっていまして、彼から発表会記録ビデオの編集を依頼されました。
番組は三番でいずれも30分前後ですから、1枚のDVDに十分収まります。ソースのミニDVテープはSonyのビデオカメラで撮影したものとCanonのビデオカメラで撮影したものとが、それぞれ3本ずつありました。
これらをパソコンに取り込んで編集しましたが、Canonで撮影したソースの方が音が良いようです。こちらをベースに編集することにしました。
 完成したDVDは1時間30分ほどで、DVDのラベル印刷には演奏会のプログラムをスキャナーで読み込んだ画像を使って、ちょっと凝ったものを作りました。
 年の暮れまでビデオ編集するという珍しい年でした。

2007年12月26日水曜日

ひさしぶりに長唄ネタを

 先月の発表会が終わって、三味線は次の曲をお稽古していただくことになりました。
先生に、「何になさいますか?」と尋ねられましたので、何気なく、「多摩川でお願いします」と答えてしまいました。「多摩川」という曲をよく知っているわけではないのですが、以前、女子東音会の発表会で拝見したことがあり、導入部の「大薩摩」がかっこいいなあ、という印象を持っていたので、つい「多摩川」と答えてしまいました。

 後日、譜と音源をいただいて、お稽古に入ってみると、始めから約5分間ほどは、一人で大薩摩を弾きます。人が弾いているのを見るのは簡単ですが、自分が弾くとなると話は別です。えらいものを選んでしまったという後悔が先に立ちました(^_^;
でも、次の発表会までには、まだ十分間があります。たぶん間に合うでしょう。
というわけで、今は多摩川の大薩摩を一生懸命暗譜してます。

2007年12月9日日曜日

中古モバイルパソコンを調達

 ある目的のために、持ち運びが楽なノートパソコンが必要になりましたので、秋葉原で中古のパソコンを調達しました。
 先週、日本橋劇場で若手囃子演奏家による「第二回若獅子会」がありましたので、これに行く前に、秋葉原で探索しました。
探す条件は、CPUがPentium 1GHz以上、OSはWindows XP付き、メモリは256MB以上、ハードディスクは20GB以上、CD-ROM付き、重さは1キロ台というところです。
 モバイルパソコンは、機種が限られているたので中古で出回っているものは3~5年前のものが多いようです。最終的に決めたのは、1.7Kgとやや重いのですが富士通の「FMV-7130MG4」というモバイルパソコンです。どちらかというと企業向けで、営業の人が外に持ってゆくというような用途で売られていたような機種です。
 スペックは、CPU Pentium M 1.3GHz、メモリはPC2100(DDR266) 256MB、HDD 20GB、CD-ROM付き、Windows XP Professional付属といったところで、ほぼ希望を満たしていましたので、決めました。

 自宅に持ち帰って、チェックしたところ問題はほとんどなし。そこで、長く使うためにパーツを調達して改造に取りかかることにしました。まず、メモリを256MB追加して、512MBに、ハードディスクは120GBと大幅に増やします。この部品を調達するために、土曜日に千葉のヨドバシカメラとドスパラへ出かけました。
調達したのは、メモリPC2100(DDR266) 256MBとHDD Hitachi HTS541612J9AT00 (120GB 5400rpm)です。
 メモリの増設は簡単に終わりましたが、ハードデスクのコピーに手こずりました。私のメイン機とビデオ編集機は、マザーボードが新しくなっており、IDEのインターフェースは1つしかついていません。
ですから、コピー用のソフトをCD-ROMから起動して、さらにハードディスクを2つつないでコピーを行うことは出来ません。(IDEには1つにつき2台しかつなげならないからです)
新しいHDDをUSBのケースに入れて、コピーを試みましたが、USBケースがダメらしく、認識してくれません。仕方なく、娘から預かっているちょっと古いマシンを使って、コピーすることにして、無事コピーが終わりました。
 これで、当分は使い続けることが出来そうです。

2007年11月25日日曜日

Kazuさんの新パソコン

3日間ほど楽しませたもらったKazuさんのパソコン。新しいパソコンのスペックは、ざっと以下のようです。
 本体  Asus V3-M2A690G (ミニタワー型のベアボーン←ケースにあらかじめマザーボードが付いて売っているものをいいます)
 CPU  Athlon X2 4800+ (2.5GHz)
 メモリ  DDR2 PC6400 1GB×2
 VGA  オンボード
 LAN  オンボード(Giga bit)
 Audio オンボード
 HDD  Hitachi HDST722516VLAT20 (160GB 7200rpm)
 DVD  LG GSA-4082B

OSは、Windows XP Professionalをインストールしました。というのも、マザーボードが新しいものでWidows 2000には対応していないため、音が出ないためです。
ニューマシンは、とても静かです。CPUの発熱量が少ないので、ファンの回転数が約1000回転/分ですからほとんど音が聞こえません。これはいいですね。自分のメインマシンもこれにしようかな。ただ、ハードディスクが1台しかつけられないので、バックアップ用のハードディスクをつけるのに困るかもしれません。
ともあれ、ウィルスとスパイウェアに感染していないパソコンをKazu先輩に届けられそうです。
 

2007年11月23日金曜日

Kazuさんのパソコン入院

先日から、先輩Kazuさんのパソコンの調子が悪いという連絡が入っていました。
システムは起動するものの、インターネットエクスプローラが動かない、とにかく遅い、ということです。
そこで本体を尚電宅へ持ってきてもらいました。最初、「本体を持ってきて」と言ったら、ディスプレイだけを持ってきたのは内緒ですけどね(^_^)。

早速、起動してみると、なにやら怪しげなソフトが一杯入っています。代表的なのは、
●Win Antivirus Pro 2006、 同 2007
●System Doctor 2006
などです。
ネットで調べると、いわゆるスパイウェアのたぐいのようです。
Kazuさんのパソコンには、ウィルスセキュリティソフトが入っていませんので、フリーの対策ソフトで対応することにしました。

そこでダウンロードしたのが、ウィルス対策用の「AVAST Antiviru 、
スパイウェア用が「AD-Aware 2007 Free」というソフトです。

これらをインストールして、ウィルス駆除をすると約30個ほど駆除されました。
また、スパイウェアは、69個ほど削除されました。

これで、システムを起動すると、やはりインターネットエクスプローラが、起動はするものの、うまく動きません。おまけに、ファイルを表示するエクスプローラまで、ハングアップしてしまいます。

Windows 2000を上書きインストールしてみましたが、やはり同じ症状です。
このハードディスクにインストールされているWindowsの使用はあきらめて、バックアップ用のハードディスクにコピーされていたWindows 2000を起動して、先ほどのウィルス駆除、スパイウェア駆除を行ったところ、やっと安定しました。
ディスク・クリーンアップとディスク・デフラグをかけて、元のハードディスクにノートンゴーストで書き戻します。

いろいろ試しましたが、結局Window2000の新規インストールを行いました。
Kazuさんのニューマシンについては、後日。

2007年11月11日日曜日

発表会終了

 10日(土)に長唄の発表会が終わりました。
午後3時から2時間の予定でしたが、思いの外時間がかかってしまい。午後5時30分頃までかかってしまいました。
 打ち上げ会は近くの食堂で行いましたが、ほっとしたせいか、石○さんと日本酒をしこたまやってしまいました。今日は些か二日酔い気味でした。
 いろいろな人が応援に駆けつけてくれて、大変感謝しております。他の人が発表してているときに客席に座って数を数えてみると、35人いらっしゃいました。その後の出入りはありましたが、主催者発表では「40人」ということにしておきましょう。
 私は欲張って4番も出てでしまいましたが、それぞれに失敗があり、満足とはいきませんが、やはり「無心」に弾いたり、唄ったりしないといけないと感じました。観客席に気をとられたり、他のことを考えたりするとやはり間違えますね。
 佐倉市立美術館のホールは、客席が99ですから、40人ほどはいると、あまりガラガラという感じがなくて私たちの発表会には大変都合が良いところです。先生方もすっかり気に入られて、次回からは美術館ホールが会場になりそうです。

出演者で記念写真です。

2007年11月6日火曜日

Core2 Duo (その2)

翌日、冷静になって、設定を見直しました。
まず、音が出ない問題は、コントロールパネルから「サウンドとオーディオデバイス」を選び、「音量」タブの「音声再生」で「音量」の項目のうち「ライン音量」がゼロになっていることが原因でした。音量のスライドを動かすと、ちゃんと音が出ました。(何のことはない、音は最初から出ていた、ボリュームがゼロになっているというだけの、お粗末でした)

 これでしばらく運用しようと思い始めていたのですが、メイン機のWindows XPのハードディスクを転用したために、起動時間がとても遅くなっています。
 ビデオ編集用のDV-Storm2のドライバのインストール、編集ソフトのインストールが比較的簡単にできることが確認できたので、この際思い切って、Windows XPの新規インストールを行うことにしました。

 新規にWindows XP HomeEditionをインストールするハードディスクは、以前ビデオデータの編集用に使っていたMaxtorの250GBのハードディスクにしました。
 まず、いま動いているWindows XPを起動して、新しいハードディスクにパーティション(区画)を設定しました。
 パーティション  種類   用途      容量
   1        基本  システム用    70GB
 2    拡張 セットアップ用  15GB
 3   拡張   WAVファイルなど 150GB
のように設定して、いずれのパーティションもクイックフォーマットしておきます。

 新しいWindows XPをインストールするにあたっては、Maxtorの250GBのハードディスク以外のハードディスクの電源ををすべてはずします。
 Windows XP HomeEditionのCD-ROMをドライブにセットして電源を入れ、BIOSを変更して、CD-ROMドライブからシステムが起動できるようにして、インストールを開始します。30分ほどするとWindows XPのインストールが終了します。
 この段階では、余計なソフトが入っていないので、起動は早いですね。
 Windows XPのインストールが終わると、次に行うのは、マザーボードに付属するCD-ROMから、グラフィック・アクセラレータのドライバをインストールします。
 次が、インターネットに接続するために、マザーボードについているLANのドライバをインストール。また、音が出ないと仕方ないので、オーディオ関係のドライバのインストールも行います。

 これで、画面が見やすくなり、ネットに接続出来て、音が出るようになりましたので、次は、Windows XPを最新の状態にアップデートします。
 Windows Updateは、都合90個の修正ソフトがあり、これらをダウンロードしてインストールしました。途中でWindowsライセンス認証を求められたので、インターネット経由で認証を行いました。(CPU、マザーボード、メモリを替えたので、また電話による認証かと思っていましたが、ネットで済んだので楽でした。)

 ここからは、いよいよビデオ編集のためのドライバやソフトのインストールです。
まず、DV-Storm2のドライバのインストール、編集ソフト(4種類)のインストールをしました。
次が、らくちんCDラベルメーカー2007、一太郎2006、Nero 6.0、Power DVD、Power Producerなどをインストールして、さらに、筆まめ、筆ぐるめ、筆王などのフォントファイルをインストールしました。
次に、ウィルスバスターのインストールですが、10月の半にウィルスバスターが新しい2008にUpdateしていますので、これをダウンロードしてインストールしました。

 これで一応ビデオ編集は可能となったので、元のHDDから今までの編集に必要なファイル(タイトルデータ、今までに作ったCDラベル、BGM用の音楽ファイルなど)を新しいハードディスクにコピーしました。ところが、このコピーに意外と時間がかかり、夜中の12時を過ぎてしまったので、途中でキャンセルして、寝ました。 

2007年11月5日月曜日

2号機をCore2 Duoに

 先週の土曜日(11月3日)に明治神宮の奉納囃子終わってから、帰りがけに秋葉原に寄りました。
 目的は、2号機(ビデオ編集専用機)をCore2 Duoに変更するため、CPUとマザーボードを調達することです。家内と上町の沙○さんと那○○さんの4人ですが、上町のお姉様たちは普段着の着替えを持ってきていないので、日本武尊の半天と股引という粋な姿のまま秋葉原漫遊です。夕闇迫るパソコンストリートでちょっとしたコスプレです(^_^)

 調達したパーツは、CPUがIntel Core2 Duo E6750、マザーボードはAsusのP5K-Vです。
えっ?メモリはどうしたですって?
実はDDR2 PC6400 1GBを2枚、既に調達済みです。

それで、4日の日曜日は、久しぶりにパソコン三昧でした。
2号機のハードディスクには、1号機で使っていたWindow XPがインストールされたHitachi 250GB(SATA)を転用しました。
マザーボードにCPUとメモリを取り付け、ケースに収めて、BIOSを設定しました。(今回のマザーボードはBIOSのリビジョンが「0502」と1号機より新しいものになっていました。さらに、マニュアルも日本語化されており、日本向けの製品のようでした。どうりで予定したいた価格より2000円ほど高めでした。)
これに、Hitachi 250GBのハードディスクをつなぐとあっさりと起動しました。
なんか、あっけないくらい簡単です。

しかし、この先が大変でした。
ビデオ編集専用機ですから、キャプチャーボードがインストールできて、うまく動かなければ意味がありません。
私のビデオ編集用のキャプチャーボードはカノープスというメーカーのDV-Storm2というものです。
これを新しいマザーボードのPCIソケットに装着して、ドライバとユーティリティソフトをインストールというのは、通常の部品増設の手順と同じで、問題なく終わりました。
そこで、明治神宮のビデオを試しにキャプチャしてみると、これもうまくいきました。
さらに、編集へと進むと、何か変です。
音がしていないのです。
映像は問題なくキャプチャされており、再生も出来ますが、音が出ません。
いろいろ試してもダメでした。
夜中の12時過ぎましたので、がっかりして寝ました。
(つづく)

2007年11月1日木曜日

もう11月

投稿をさぼっていたら、11月になってしまいました。
嵐のような10月でした。祭りが二つ、旅行が一つ、ビデオ編集が都合五つ、パソコンの修理が二つ(^_^)。

ところで、ただいま隣家のパソコンを修理中ですが、とても苦戦しています。
ハードは、私が初めて2台目に自作したマザーボード(AX6BC Pro)に、後でCeleron 900MHzを載せたもので、今となってはだいぶ古くなってしまったものですが、立派に動いています。
このPCが、ブレーカーが落ちたのをきっかけに立ち上がらなったとのことでした。OSはWindows 2000です。
早速、修理に取りかかったのですが、いつもの上書きインストールが出来ないほどWindowsが壊れているようです。仕方なく、新規インストールをしたのですが、これがまた途中の再起動画面でハングアップ。
ハードディスクを取り替えてもダメ。
仕方なく、バックアップしてあった予備ハードディスクから、ノートン・ゴーストでコピーバックしましたが、これも起動せず。ソフトをHD革命Copy Driveに替えて試すと、やっと起動に成功しました。

やっと起動した、もともとのハードディスクでWindows 2000のアップデートを行っていくと、またもや起動画面の途中でハングアップ。いったいどうなってるんだ(-.-#)。

仕方なく、もともとのハードディスクをDrive Fitness Testという強力なユーティリティソフトでハードディスクの全面消去を実行。こうして、まっさらになったハードディスクに予備ディスクからHD革命Copy Driveでコピーバックして、Windows 2000のアップデートを行ったところやっと安定しました。

ということで、このところ毎晩、三味線の練習をしながら、件のパソコンの修理を続行中です。
(究極のデジタルとアナログの融合ですな←私の目標 \(^^@)/ )

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第三回 佳櫻会 (長唄の発表会です)は、
平成11年11月10日(土曜日)
佐倉市立美術館4階ホールにて
午後三時開演です。

お暇な方は、聞きに来てください。<(_ _)>

尚電は、唄:供奴、合方:鷺娘、三味線:越後獅子 と今回も欲張っています。

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今日は、先輩のKAZUさんの還暦祝いがあります。私は来年ですが、ちょっと寂しくもあり、よく頑張ってるねーという気分でもあり、些か複雑な心境です。

2007年10月14日日曜日

佐倉の秋祭り(2)



きょうは中日です。
我が上町武尊囃子連のオールスターキャストです。








次は演奏中のまじめな一枚。









ついでにもう一枚
横町の山車。人形は「石橋(しゃっきょう)」
ですが、写ってませんね(m_m)

2007年10月13日土曜日

佐倉の秋祭り



始まりました。初日は金曜日で、私が乗る上町の主力である小学生、中学生がそろいません。
仕方なく、家内まで動員して、麻賀多神社の御神輿の宮出しにお囃子のご奉仕。というわけで祭りの写真がこれしかありません。立派な御神輿をどうぞ。

次は、間違って撮った動画ですが、こんな様子です。

2007年10月9日火曜日

藤枝大祭り(3)

藤枝の祭りは3日間で、一日目は各区ごとに屋台の引き回し、二日目は飽波(あくなみ)神社への奉納踊り、三日目は祭礼本部前での地踊り披露というのがメイン行事となっています。

 各屋台は、ご祝儀が出て地踊りの所望があると、ところどころで踊りを披露します。それぞれの区が三曲ぐらいのレパートリーがあるようです。出し物は、「越後獅子」「供奴」「喜撰」「吉原踊」「元禄花見踊」「桑名の殿様」「深川」「鏡獅子」「」などが多いようです。これらの曲の一部に振りをつけて地踊りをします。区によっては、子供(幼稚園から中学生)、青年団(男女それぞれ)が踊れるように稽古しています。なかには梃子方も(すこし恥ずかしそうに)踊っています。この踊りの稽古は一月や二月では出来るものではないですね。数年の単位でお稽古を積んでいると思われます。

 屋台は、青年団長と副団長の掛け声で運行されています。「やーれこのせーーー。やれやれやれや、もっともっとやれや。」とマイクで絶叫します。木遣りの一種ですかね。これに引き手が唱和して、引き回します。
 梃子方は青年団の花形のようで、10名程度で屋台のやり回しをしています。梃子長と呼ばれる頭の指示によって屋台の梶を切ったり、向きを変えたりしています。屋根には屋根方が3から5人乗っています。全員が命綱をつけていますから、屋根から不自然な角度に体を乗り出していることがあります。
 そのほかにも、進行長、交渉員、連絡員、交通整理、会計など様々な役回りがあるようです。提灯をみると「芸人係」などというのもありました。おそらく長唄と囃子方をもてなす係なのでしょう。
 屋台は全重量三トンほどあるようです。建造年代は比較的新しいものが多いようで、ほとんどが白木で鬼瓦、縣魚、象鼻、欄間、見返り障子などに彫刻が施されています。(どの程度の彫刻なのかは唐丸さんに聞かないと分かりません。)車輪は直径80センチほどの木製で、金輪ははまっていません。祭り以外の時期は池などの水に沈めて保管しているようで、道路と接する面はじわっと水が沁みだしているようにも見えます。梃子で一気に回すと、車輪の表面が削れて、おがくずのような木屑が出ますが、これをデッキブラシでこすりとり、箒で掃いて掃除をする係りの人もいます。また、屋台の後ろから袋を持って吸殻を拾い集める係りの人もいます。(感心させられました。)

 屋台の上は、長唄の唄方、三味線が2から3人ずつ、笛が1人で、後は鳴り物が3人ほどで全部で10名内外で演奏しています。唄、三味線、笛にはマイクが備え付けてあり、ラウドスピーカー2個で大変な音量です。音質ということは二の次で、音量がすべてという感じです。この点は、唐丸さんなら大変辛い点数をつけるのではないでしょうか。せっかくの美声や三味線の音色が違ったものに聞こえてしまいます。
 また、屋台の引き回しの最中は、先ほどの掛け声が、ずーーーっと続いていますから、掛け声にかき消されて、長唄の演奏はほとんど聞こえません。町内によっては、地方も唄と三味線はやらずに、チャッパやシンバル、カスタネット、タンバリンなど打楽器をもって囃しています。
 笛方には交代要員がいないようなので、大変でしょう。(この点、江戸囃子育ちの「大ちゃん」は強いのではないでしょうか。ある女性出演者のブログには、「修行じゃ!」と書かれていました。)

 これだけの長唄連中と囃子方を集めて、4日間も拘束するわけですから、この費用は大変なものでしょう。三年に一度もむべなるかなです。いずれにしろ大変な祭りでした。三年後にも、やはり見に来てしまうかもしれません。(次は、尚ちゃんが出演しているかもね。)

2007年10月8日月曜日

藤枝大祭り(2)


原区の屋台です。
私の師匠も出演してます。

















こちらは「大ちゃん」
出演しているのを知りませんでしたので、お互いに驚きました。










奉納踊り。各区が3日間かけて、奉納します。



こちらは、栄区の屋台。彫り物が立派です。

2007年10月5日金曜日

藤枝大祭り

 今、藤枝市へきています。
10月5日から7日まで藤枝大祭りが開かれます。
祭りの詳細は
 → http://www.fujiedataisai.jp/index.html
この祭りは、長唄と地踊り(弾き手の手踊り)が特徴です。
長唄の演奏は、唄、三味線、囃子のフルメンバーによって行われます。
4日には、前夜祭として「長唄と地踊りの宴」と称して約80人のプロによる演奏会が開かれましたので、拝見してきました。
番組は、浦島、みやこ風流、鏡獅子(胡蝶の巻)、喜撰、元禄花見踊り(地踊り)、花の友、勧進帳、まかしょ、吉原雀(舞踊)と盛りだくさんで、三時間を超える番組です。

私の師匠は、鏡獅子に出演、最後の大薩摩は圧巻でした。
演奏中に二枚目の方(東音の若手男性)の糸が切れ、それをわずかの間に取り替え、演奏に戻ったときには、会場から大きな拍手が起きました。藤枝の観客の目は肥えています。やはり土地柄でしょうか。
それに、勧進帳の「滝流し」もすばらしかったです。

さて、今日から祭りを本格的に見物させていただきます、実は藤枝に三連泊です。

2007年9月26日水曜日

友人のノートパソコン

 職場の友人(女性)から電話があり、一週間ほど前からノートパソコンでインターネットに接続できなくなっている由。

 女性といっても怪しい関係ではありません、私の親友の妹さんで小さい頃から知っている方です。今は事情があってマンションで一人暮らしですから、私も無邪気に単身でお訪ねするわけには参りませんので、訪問はいつも家内が一緒です。(それをよいことに、ワインをいただいています。)

 閑話休題。インターネットにつながらないという問題です。
電話では、「無線LANのルーターの電源を一度切って、再度電源を入れてみて」と、いうのから始まり、私の知っていることはすべて試しましたが、つながりませんでした。
 仕方がないので、当日の夜、往診することにしました。LANケーブル、無線LANカードなど諸々を持って、家内とともにお伺いしました。
 診断結果は、パソコンの設定は間違っていないにもかかわらず、LANには有線でも無線でもつながらないという状況です。仕方がないので、ノートパソコンのLANソケットの故障を調べるために、ノートパソコンを尚電宅に持ち帰ることにして、後はおきまりのワインをいただきまして、一人でボトル三分の二ほどいただいてしまいました。
 尚電宅でLANケープルをつないで試したところ、問題なくLAN接続が出来ます。もちろんインターネットにも接続できました。

 以上の結果、友人宅のLAN接続端子の故障、つまりマンションの部屋のLAN配線設備の故障が疑われます。友人にマンションの情報関係の管理会社に電話して、故障の有無を確認してもらうように依頼しました。
(管理会社の返事は、部屋に設置されているハブが故障しているらしいというもので、しかも設置から2年以上たっているので保証対象外の由。結論は「自分でハブを交換しろ」というつれないものだ、ということでした。)

 友人のノートパソコンは富士通のFM-V Biblo NB55G (CPU Celeron 2.2GHz、メモリ256MB、HDD 80GB、マルチDVDドライブ搭載)です。OSはWindows XP SP1ですから、メモリ256MBでは足らず、システムの起動に5分近くかかっています。友人は、スイッチを入れてから家事をしていると言ってます(^_^)。
 LAN環境以前に、ノートパソコンを快適に使うには、メモリの増設が必要です。休みのついでに512MBのメモリをヨドバシカメラ千葉店で調達しました。早速メモリを増設して、起動時間等を調べたところ、起動時間は、増設前の5分程度から、メモリ768MBの環境では1分30秒。シャットダウンは3分から、1分へと顕著な効果が現れました。Windows XPは最低でも512MBのメインメモリが必要ということでしょうか。

 さて、LAN接続です。友人宅を再訪問して(もちろん家内も一緒ですよ)、友人がマンションの入居時にもらったマニュアルを探して、「情報分電盤」なるものを見つけておいてくれました。何のことはない、外からのLANケーブル各部屋へ6本のケーブルで結んでいるバッファローの8ポートハブがついていました。そのハブに電源をつないで見たところ、ランプは何もつきません。完全に死んでいます。(友人が言うには、管理会社に電話して、係員の言うとおりにやった時には、電源のランプはついていたということでしたが。)
 まず、有線LANでの接続を試すことにして、ハブを取り外し、外からのLANケーブルのポートに10メートルのLANケーブルを接続して、反対側の端子をノートパソコンのLAN端子に接続したところ、問題なくインターネット接続が出来ました。
 
 そこで、ノートパソコンに無線LANカードを入れ、無線LANのルーターを情報分電盤の端子に直接接続することにしました。
 これでインターネット接続を試したところ、問題なくネット接続が出来ました。
 電脳おじさん面目を保つことが出来ました。めでたし、めでたーーーし。

2007年9月24日月曜日

発表会

 私がお稽古していただいている長唄の会は「佳櫻会」といいます。名付け親は東音の岩田喜美子先生で、大○先生が師事した故田島佳子先生の一字をいただいて、櫻と佐倉をかけてつけていただいたと伺いました。

 第三回目の発表会が近づいてきました。11月10日(土)、場所は佐倉美術館のホール(4階)、開演は午後3時からです。
 私の発表は、
 三味線が越後獅子(替手)
 合方がチンチリレン(替手)と鷺娘、
 唄が「供奴」
と今回も欲張っています。

 鷺娘の合方は、22日のお稽古で、さらに一部が追加されましたから、まだ仕上がっていません。昨日秋葉散歩の行き帰りの車内で追加部分の唱歌を覚えました。たぶん間に合うでしょう。今日これから、完全に憶えるつもりです。

2007年9月20日木曜日

英会話教材(その2)

 Modern English という英会話教材のMD化、パソコンへの取り込みが終わりました。
 教材は第1巻が欠品で、第2巻から第30巻までありました。
 第2巻から第24巻まではカセットテープが3巻ずつ(うち1本のテープが欠品でした)、第25巻から第29巻までがカセットテープ2本ずつ、最後の30巻目には海外旅行英会話テープが1本ですから合計で79本になりました。
 これを録音するのに使ったMDは全部で80分もので38枚でした。
 MDからパソコンへはCreativeのSound Blastr Digital Music PXという変換用のUSB機器を使ってWAVファイル形式で取り込みました。全容量は、24.1GBです。
 これをMP3ファイルに変換(変換レートは64kbps)すると、その容量は1.09GBになりした。およそ25分の1に圧縮されました。この圧縮されたMP3ファイルをiPODやNuvo200などのデジタルオーディオプレーヤーにコピー(転送)して使います。
 私のiPODにこの教材のMP3ファイルをすべて転送したところ、全容量3.7GBのうち2.3GBを使ってしまい、残りが1.4GBとなってしまいました。

 これから、毎朝出勤したら、業務開始前に15分ずつこの教材を聞くことからはじめます。
 さあ、〝英語耳〟つくるぞ!

2007年9月16日日曜日

碑文谷八幡神社

 九月のこの頃は全国的に八幡神社の祭礼が行われているのでしょうか。
 本日は、江戸囃子のお仲間からお誘いを受けて、上町の子供たちと一緒に、目黒の碑文谷八幡神社へお囃子の奉納に伺いました。今年は、一軍メンバーの中学生2名が部活(ブラスバンド)の関係で参加できないため、やや変則的なメンバー構成となりました。
 車2台で出かけましたが、途中湾岸習志野でトイレ休憩。参加メンバのうち最年少の小学校2年生の女の子が車酔いです。お囃子リーダーに電話で事情を説明して、ゆっくりと目黒に向かいました。
 碑文谷八幡に着いてからは、いつもと同じように、差扇の舞が2番と江戸祭り囃子、投げ合いと、いろいろと演奏をさせていただきました。佐倉の秋祭り以外に神楽殿という公の場で、こうしたお囃子を披露する場を与えていただけることは、本当にありがたいことです。
 佐倉では、たくさんの子供たちがお囃子のお稽古に励んでいますが、10月の秋祭り以外には、発表の場は残念ながら多くはありません。私たち指導者が、そうした機会を設ける必要があるのかもしれませんが、佐倉という土地柄が、囃子そのものにあまり重きを置いていないということがあるのかもしれません。
 今日もお囃子の仲間から「佐倉は何でこんなにお囃子の上手な人たちがたくさん出るのでしょうか?」と聞かれました。佐倉というところは江戸囃子に関しては一種「特別の土地柄だ」と感じている方が、佐倉以外にはたくさんいることは事実です。そうしたことを知らないのは、実は佐倉の方たちだけかもしれません。

2007年9月13日木曜日

英会話教材

 数年前に、家内が友人からいただいた英会話教材が屋根裏部屋に放置されていました。
全部で30巻にもわたる本格的な教材です。最初の巻は欠品していますが、あとはそれぞれのケースに教科書、テスト、日本語解説書、カセットテープ3巻がそろっています。
 私もそろそろ「毎日が日曜日」になりますので、この英会話教材で英語の勉強をしなおしてみようと思っていました。家内からは、海外ロングステイのためには英会話が必須なので、「勉強して!」と厳しく申し渡されています。
 いまさらテープのウォークマンでもないので、教材のカセットテープをiPODなどのデジタルオーディオに取り込んで「お勉強」しようと思い立ちました。

 テープからCD-Rに直接記録できればいいのですが、私が持っているカセットデッキには、Line outの出力端子がありません。仕方がないので、MDコンポステレオを使ってカセットテープから一度MDに録音して、次にMDからパソコンにWAVファイルとして取り込み、最終的にはMP3形式に変換して、デジタルオーディオプレーヤに転送することにしました。

 1巻は5つのレッスンに分かれており、ほとんどの巻は80分のMD1枚に収録できます。録音済みのMDはLine Out出力が付いているシャープのMDプレーヤーとUSBデジタルオーディオ変換機をつないで、これをさらにUSBケーブルでパソコンにつないで、パソコンに転送します。
 パソコンでの録音は「Sound it! 5.0」というソフトを使っています。Sound itではWAV形式の録音がで、録音されたファイルを分割したり、低い録音レベルをあげたり、逆に落としたりすることが出来ます。
 WAV形式のファイルは、加工したり分割したりするには便利なのですが、圧縮されいてないために、ファイル容量が大きくなるのが欠点です。そこで、ファイルを圧縮してMP3形式に変換します。
 私がWAV→MP3の変換に使っているソフトはCreativeのデジタルオーディオコンバーターというソフトです。家内に譲ったNuvo 200というデジタルオーディオプレーヤーに付属していたソフトで、圧縮率が任意に指定できる大変使い勝手がいいソフトです。

 ここ1週間ほどは1日に2巻ほど、カセットからMDに録音、MDからパソコンへの転送という作業を進めていまして、およそ三分の一ほどが終わりました。こんなことを暇に任せてやりながら、「老後」への準備を進めています(*^_^*)

2007年9月9日日曜日

綾色箱

 私の三味線のお師匠さんは、女流邦楽家で作っている「綾色箱」という演奏団体の会員となられています。昨日は、その2回目の公演が池袋の自由学園「明日館(みょうにちかん)」講堂で開かれました。
 「明日館」は、かの帝国ホテルの旧館を設計したフランク・ロイド・ライトの手になるもので、歴史と風情を感じさせる建物でした。別棟では結婚式も行われていました。 

 昼と夕方の2回公演で、昼の部を拝見してきました。番組は二番で「綾色版 吹き寄せ」と「おとしらべ 日本橋」で、「吹き寄せ」は、秋の情景や情趣を唄った曲を、たっぷりと鳴り物で描出しようとする作品。「虫の合方」や女伊達の立ち廻り(四丁目の合方)など、大変楽しく聞かせていただきました。
 「日本橋」は、音でつづる泉鏡花の世界と題して、語り、踊り、台詞、鳴り物で日本橋の芸者と旦那の愛憎劇を表現した作品でした。普段の長唄だけの公演と違い、邦楽の表現の豊かさ、可能性を感じさせる楽しい舞台でした。

 公演の後は、秋葉原へ寄り、500GBのハードディスクとマウスを調達して、四街道に帰り、居酒屋で一杯。いろいろ充実した一日でした。

2007年9月4日火曜日

虫の合方

 9月の声を聞くとともに、私の住まいの周りでも虫の音が聞こえてくるようになりました。
クーラーをかけずに、窓を開け放つと、うるさいくらいに二階の部屋にも虫の声が届いてきます。鳴いている虫の名前まではわかりませんが、鈴虫や松虫ではないことはわかります。

 虫の音といえば、長唄の三味線では「秋の色種」(あきのいろくさ)という名曲の中に、有名な「虫の合方」というのがあります。この「虫の合方」は、もう2年以上も稽古していますが、いまだにうまく弾くことができません。とにかく難しいです。(「滝流し」と双璧です。私にとってですが)

 ここで、合方について説明しようと思ったのですが、三味線の用語解説は、私もよくわかりませんので、「長唄 さざれ石の会」さんのホームページからお借りまします。
 → http://www.hm4.aitai.ne.jp/~irokusa/sazareishi.htm
 このホームページの「詞章解釈」の中で、「合(あい)」「合方(あいかた)」は次のように説明されています。

《引用開始》
[合・あい]
合いの手=あいのてとも云う。 唄と唄をつなぐ短い手(旋律=メロディー)
[合方・あいかた]
曲中の三味線による間奏曲で、特定の意味を持ち合の手より長いのが特色。布を水に晒す(さらす)さまを表現した晒しの合方、川や水や舟を表現した佃(つくだ)の合方、秋の虫の音を表した虫の合方など多くの合方がある
《引用終わり》

 ということで、合方は、三味線の聞かせどころでもありますから、難しいテクニックがてんこ盛りです。最初に先生から譜面をいただいて、お手本を弾いていただいた後に、一手ずつゆっくりと教わっていきますが、はじめは、こんなの絶対に弾けないと思うことが、よくあります。でも、出来ないなりに、根気良く、粘り強く稽古していくと、少しずつ、弾けるようになっていきます。先生からは、手が良く回るようになるために、毎日続けて弾くようにしてくださいといわれています。
 以前の稽古では、先に合方(早笛、狂い、虫の合方、滝流し、花見踊り前弾きなど)をさらってから、一曲の稽古に入っていましたが、このやり方ですと、手があまり回らないうちに、細かい撥を使わなくてはなりません。ですから、あまり調子よくお稽古が出来ないということが多くありました。最近は、先に一曲(今ですと越後獅子)をさらってから、合方の稽古に入るようにしています。これですとある程度手が温まって(?)いますから、結構気分よく、合方の稽古に入れます。

 さて、これから、集く虫の音の中で、虫の合方なんぞを弾いて見ましょうか。

2007年9月1日土曜日

液晶ディスプレイ交換

 最近は、三味線の話題が少ないのですが、これは先生のスケジュールの関係で、8月後半から9月市初旬にかけてお稽古が入っていないためです。自分では、毎日三味線の稽古をするように心がけてはいるのですが、あまりやりすぎると左肩が痛くなりますので、まあほどほどにしてます。鷺娘の合方は、どうやら暗譜が終わりましたので、通しで弾けるように稽古を進めています。

 というわけで、またまたパソコンネタです。
 半月ほど前から家内の部屋にあるテレビ(実は25年も使っている松下製です)が横の斜め縞になってしまい、見られなくなりました。2011年7月にはアナログテレビが使えなくなりますから、今からテレビを買い換えるのも無駄のような気がして、私の部屋のテレビを移すことにしました。私は、テレビはニュースとスポーツ番組くらいしか見ないのですが、早朝目が覚めたときは、枕元のテレビでニュース番組を見るのが習慣になっていました。習慣というのは困ったもので、このリズムが崩れると何か調子が悪いのです。私が使っているパソコンのディスプレイは、サムソン製のテレビやFM放送にも対応した機種でした。そこで、それをテレビ専用として、新しく横長の液晶ディスプレイを調達することにしました。

 今までの機種が19インチですから、ディスプレイの縦のサイズは約30センチあります。これと同じ縦のサイズで横長ディスプレイとなると、22インチ横長タイプになります。この条件で探して、コストパフォーマンスの高いものを選びました。その結果「三菱RDT221WN」に決めて、8月28日の夜、インターネットで注文したところ、何と31日にはもう配達されてきました。
 22インチ横長ディスプレイの解像度は「1680×1050」です。これ以外の設定ですと文字がにじんだりして見づらくなります。Windows Vistaにしたメイン機には、三菱電機のサイトからVista用のディスプレイドライバをダウンロードして設定しました。ビデオ専用機の方は、ビデオカードがnVidiaのGeForce FX5200というビデオチップを使ったカードで、ディスプレイドライバが古いために、1600×1050の解像度の設定しかありません。そこで最新のディスプレイドライバをnVidiaのサイトからダウンロードしてインストールしたところ、ビデオ編集ソフトが起動しなくなりました。ビデオ編集機で一番要のソフトが起動しないのでは使い物になりません。ディスプレイドライバを元に戻し、ビデオカードに付属していたCD-ROMから少し古いバージョンのディスプレイドライバをインストールしたところ、解像度の設定も1680×1050が可能となり、ビデオ編集ソフトも無事起動することができるようになりました。
 新しいディスプレイは、最初は「ブライト」を相当低めにしないと、明るすぎで目に悪い感じです。今までのディスプレイに比べると、右端がむやみに広く、無駄に感じます。Windos Vistaでは「ガジェット」という小さな窓を常時表示して、天候やニュースなどを表示させておく機能が売りですから、これでも表示させてみましょう。

2007年8月28日火曜日

秋葉原散歩

 8月26日の日曜日、秋葉原で久しぶりに行列に並びました。三年ぶりくらいかな。
 目指すは、500ギガバイトのハードディスクです。ツクモEXという大型のパソコンショップで、先着50名、値段は9980円です。通常は12000円くらいで売られていますから、約2000円ほど安い。私が、いつものように午前10時半ころ秋葉原について、いろいろ買い物しながら11時10分ころにツクモEXの前に行くと、結構長い行列ができています。前から人数を数えながら後ろまで行くとちょうど40番目。結構きわどいところで整理券にありつくことができました。
 以前は、ネットで調べて特価品の行列に並ぶことはよくありましたが、ここ数年は、そこまでの情熱(?)はなくなっていました。今回はたまたま時間が都合よかったのと、ビデオ編集機のハードディスクをそろそろ増強しようという計画が一致したために並びました。それにしても500ギガバイトのHDDが1万円を切るというのこすごいことです。1ギガバイト当たり20円以下ですから、この単価に匹敵できるのは、記録型DVDの1ギガ当たり10円くらいでしょう。

 この他にの買い物は
・メモリ DDR2 PC6400 1GBx2枚 (ノーブランド)
・記録型DVD SATA接続マルチドライブ AD-7170AS (書き込みソフトNero 7付)
・USBメモリ 1ギガバイト
・MD 40枚(秋葉原でもMDは見かけることが少なくなりました。MDの命運もつきかけているのでしょうか。長唄の先生からはMDで音源をいただくことが多いので、なくなると困るのですが。
あと、英会話の教材のカセットテープからCDを作るときに、私は一度MDにコピーして、それをパソコンにつないでWAVファイルとして取り込みますので、MDがなくなると困ります。)
・その他、iPod nano用アクセサリ、マウスパッド3枚、DVD配布用不織布200枚など
久しぶりにたっぷりと買い込んできました。

 帰宅してからは、部屋にこもって、調達品のチェックです。
・まず、メモリのチェック。今メイン機についているメモリ2枚をはずして、今日買ったものをセットします。スイッチを入れると、無事起動しました。これで一安心、メモリは「相性」といわれる障害が一番出やすい部品です。今回調達したのは、ノーブランドの格安品1ギガバイトで4000円(税抜き)を切る価格ですから、この相性問題が少し心配でした。
・次は、SATAのDVDドライブの装着。メイン機のマザーボードは従来のIDEソケットが1つしかありません。現在は、バックアップ用のハードディスクとDVDドライブをつないであり、これ以上IDE接続のハードディスクやDVDドライブを接続することができません。そこで、SATA用のDVDドライブを接続することにしたというわけです。
 また、メイン機をWindows Vistaに変更しつつありますが、従来使っていたDVDライティングソフトNero 6.0がVistaに対応していないために、最新版のNero 7.0に変更する必要もありました。今度購入したDVDドライブにはこのNero 7.0が付属している(バンドルされているという)ので、これをゲットする目的もありました。
(Nero 7.0をVistaにインストールすると「既知の障害」があるというメッセージが出て、使えません。Neroのサイトから最新版をダウンロードして解決しました)
・最後に、500GBのHDDをビデオ編集機に取り付け。こちらのマシンには既に250GBのHDDが2台とシステム用の120GBのHDDがついています。ここに500GBを追加して、ついに1000GB=1TB(テラバイト)のマシンとなりました。これで当分ビデオ編集のためにハードディスク容量が不足することはなくなるでしょう。

2007年8月24日金曜日

Windowsの自動更新の失敗 直りました

 マザーボードを交換して以来、Windwos XPで Windows Updateがずっと失敗していました。
更新ファイルをダウンロードして更新作業に入ると直ぐに、以下のファイルは更新されませんでした、というメッセージがでで、ずらりと「kbxxxxxx」という番号が表示されます。
原因が分からずに、困っていました。

ネットで検索しても直ぐには分からなかったのですが、世の中には同じ悩みを持つ人がいるもので、「答えてねっと」というサイトに解決方法がアップされていました。

質問【上書インストール後,Windowsの自動更新に失敗します】
WindowsXPのパソコンで,ディスクから上書インストールで修復後,Windowsの自動更新ができなくなります。
Windows updateでもMicrosoft updateでも同様です。
更新ファイルを直接探してダウンロードしてインストールすれば更新できます。何台かのメーカ製パソコン(メーカはそれぞれ違います)で同様の症状です。
数ヶ月前までは,上書インストールした後でもWindowsのupdateは問題なくできていました。
何か変わったのでしょうか?
情報をお持ちの方,教えてください。
よろしくお願いいたします。

以下、「答えてねっと」の 解決事例

【ハンドルネーム「遅延利息」さんの回答】
Update Agentのバージョンが変わったからかも。
http://support.microsoft.com/kb/937383/ja
をダウンロードして、
ファイル名を指定して実行で exeファイルまでのフルパスに続けて

 windowsupdateagent30-x86.exe /wuforce

でUAを強制的に修正
その後、Windows Updateでどうなるか様子を見ては?

以上、回答。

早速、上記のサイトにアクセスしてファイルをダウンロードし、回答例に従って、実行したところ、見事に解決しました。
「遅延利息」さん、ありがとう。
ネットには親切な人がたくさんいると、再確認。感謝。

2007年8月22日水曜日

鷺娘の合方

 昨日の稽古のときに先生から鷺娘の合方の譜面(文化譜)をいただきました。
先生に一度弾いていただいてから、譜面の細かいところをチェックしました。文化譜は、もともと四世杵屋弥七師が考案されたものだそうで、杵屋の手が譜面にされていますので、先生の派とはところどころ手が異なります。これを直してからお稽古に入ります。
 先生からは11月の発表会でこの鷺娘の合方を弾くように言われましたが、間に合うでしょうか。まあ、2ヶ月ちょっとありますから、何とかなるでしょう。

昨日は、チンチリレンの替手をIさんの本手と合わせ、あとは越後獅子の替手を先生の弾く本手と合わせました。チンチリレンはまだ合わせ始めたばかりですから、なかなか呼吸が合いません。これは、二人で稽古するしかないということで、別に稽古の機会を設けることにしました。また、越後獅子は、通しで弾けるようになったものの、時々頭が真っ白になり、替手がわからなくなる部分があるので、これももう少し時間がかかりそうです。

正座のほうは、二度ほど立ち上がって忘れ物を取りに行きましたが、何とか40分もちました。慣れれば何とかなりそうです。

2007年8月20日月曜日

ETC

 先日の旅行で高速道路の料金所で現金を払うのがわずらわしくなり、ETCをとりつけようと思って、ネットで調べました。
 専門の装置とクレジットカードが必要と漠然と考えていましたが、ETCカードの発行には何日も待つ必要があり、結構面倒くさい手続きがありました。
 取り付ける費用を調べるために、近くにあるカー用品の店舗を検索したところ、オートバックスで「ゼロ円キャンペーン」というのを見つけました。取り付ける装置は三菱重工の「MOBE-7EX アンテナ分離型ETC車載器」で、新規にクレジットカードに加入して、ETCカードの発行も受けるというのが条件とのこと。車載器の値段とセットアップ費用がタダ、取り付け料は有料というものでした。
 クレジットカードは今でも沢山入っていて、もうこれ以上増やすのはいやなのですが、タダの魅力は大きい。結局ミレニアムカード(旧セゾンカード)なら、即日発行可能、ETCカードも即日発行できる、というのを見つけました。カードの受け取りには千葉そごうまで出かけなくてはなりませんが、もともとETCを取り付けに行くつもりでいましたから、問題なし。ネットで申し込みをして、クレジットカード会社からの確認電話を受けて、手続きは完了。後は通帳と銀行印と免許証を持って千葉そごうの地下1階にあるクレジットカウンターに行って受け取るだけ。怖いくらいに簡単です。
 千葉そごうでは、手続きに20分ほどかかりましたが、クレジットカードとETCカードを受け取って、長沼のオートバックスへ。運よくタダの機種があり、サービスカウンタで15分ほど手続きをして、あとは30分ほど待つと車載器のセットアップと車への取り付けが出来上がりました。ETCカードを車載器に挿入すると、しばらくしてグリーンのランプが点灯、これでETCが使えるようになりました。
 せっかくですから、オートバックス近くに千葉北ICから四街道ICまでETCの稼動実験をしました。千葉北でおっかなびっくりETCレーンへ、車載器のランプがオレンジに変わり、ピーという音もします。大丈夫かいなと思いながらゲートに近づくと、ゲートのバーが無事あがりました。やれやれ。5分ほど東関東自動車道を下って四街道インターへ。出口では、ETC搭載車が4台ほど続いていましたので、バーは上がりっぱなしでしたが、無事通過できました。
 半日つぶして、取り付け費用6300円だけの持ち出しでETCがつきました。以上ETC顛末記。

2007年8月19日日曜日

裏磐梯方面に

 二泊三日で出かけてきました。
 宿はTavitaの「前日割り」というのをネットで探して予約しました。二日目の宿泊は、したがって夜中の十二時を過ぎてから探しましたので、初日は少し寝不足でした。
 往きの東北道は、やや車が多いものの快調で、一度パーキングエリアで休んで、西那須野塩原ICで降りて、400万本の百合の花で有名な「ハンターマウンテンゆりパーク」というのへ寄りました。もちろん家内の希望です。冬はスキー場になるゲレンデに20種類以上の百合が植えられています。登りはリフトでゆっくりと上から眺めながら、帰りは、ゲレンデを2キロほど散策しながら降りてきます。気温は22度程で、前日までの暑さとは別世界、避暑に来た、という気分を味わうことができました。

 宿は小野川湖近くのペンション「豆わらじ」。サイトの口コミで料理の評判がすごく良い宿です。なるほど値段の割には良い料理で、我々は飲み放題(男性1500円、女性1000円←我が家は逆だと思うのですが(^_^))もつけて、おまけに米沢牛の2センチ近くの厚みのある霜降り牛ステーキを追加注文してしまいました。うまかった。

 二日目は、曇り空。今にも降り出しそう。午前10時過ぎにペンションを出発して、直ぐそばにある五色沼の散策。もう一つ、もう一つ先の沼を見ようと言っている内に、反対の入口まで4キロも歩いてしまいました。歩いて引き返すのは大変なので、バスでスタート地点まで引き返しました。
 昼食は、喜多方ラーメンを求めてドライブ。喜多方市に着くと直ぐに雨が降り出し、翌日までやみませんでした。ラーメンは、わざわざ食べに行くほどのことはなかった、というのが感想です。
 二日目の宿も裏磐梯のペンション。こちらは、施設がやや古く、部屋にバス、トイレがないというところでしたが、共同の風呂は広くて、快適でした。料理は、平均レベル以上でした。酒は、前日飲み過ぎていたので、ビール1本、冷酒1本と控えめにして、部屋で途中ゲットした「会津流・純米吟醸」をちょっとやったら、疲れて寝てしまいました。

 三日目は、宿を9時に出発して、磐越道で「阿武隈洞」へ。土曜日ということで大変な混雑でした。十二時頃我々が駐車場を出る頃には、駐車待ちの行列ができていました。
 昼食は小名浜の「一平」という割烹料理店。家内が半年ほど前に実家の父母、妹、弟と旅行したときに利用して、おいしかったという店。なかなか古びた風情のある店で、値段はちょっとお高め。「板場お任せ御前」3200円を頼みました。食事の後は、小名浜港のそばにある物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」というハイカラな名前の市場でお土産をゲット。

 帰り道は、常磐道で千代田石岡ICまで行き、ここから一般道にでで、潮来ICから東関東自動車道でのんびりと帰ってきました。3日間で880キロの旅でした。

(高速道路の支払いが面倒でした。ETCをつけることにして、本日申し込みました。これを理由に、家内にあちこち行けと言われそうで、怖い。)

2007年8月16日木曜日

太神楽

 私の三味線の先生のお父上は、太神楽曲芸協会会長の鏡味仙三郎師です。
 8月14日に太神楽曲芸協会の創立70周年記念公演が国立演芸場で行われることを新聞で知り、先生を通じてチケットお願いしたところ運よく入手できましたので、家内と拝見してまいりました。

 番組は「寿獅子舞」から始まり、「恵比寿大黒舞」「末広一万灯の建て物」、落語の鈴々舎馬風、桂歌丸師匠がゲスト出演し、中入り。後半は、「里神楽(松本源之助社中の恵比寿・おかめ・もどき)」、鏡味仙三郎師の「花籠鞠(どんつく)」、ジャグラー、曲芸アラカルト、最後は協会若手総出演の「傘の曲」と盛りだくさん。笑いあり、ハラハラありの2時間30分でした。

 寿獅子舞は、私たちの江戸囃子連が行っている一人舞ではなく、二人舞でした。囃子方には、笛、太鼓、鉦に加えて三味線が入りますので、趣もかなり異なります。獅子舞の歴史からすると、江戸流の獅子舞の原型、祖流かなと感じました。
 また、幕が開く前に、陰囃子で祭り囃子が演奏されましたが、葛西系の江戸囃子のようでした。
 松本社中の里神楽は、「敬神愛国」の恵比寿の鯛釣りと「岡目」「だるま」のもどきのからみが少々で、15分ほどの短いものでした。恵比寿は源之助師、もどきは二人とも女性でした。囃方の笛も女流でしたが、こちらの社中でも女流の進出が目覚しいようです。ただ、囃方の装束が「着流し」でしたので、里神楽の関係者からすると、ちょっと違和感があったかもしれません。
 曲芸の中では、○○○の紙を使った立物(バランスを使った芸)がおかしみの点で秀逸で、家内は家へ帰ってからも思い出し笑いをしていました。

2007年8月13日月曜日

正座椅子

 パソコンネタが続きましたので、ここらで三味線ネタを。
 私は、三味線を弾くときに正座椅子を使っています。もともと、「慢性色素性紫斑」という難しい名前の病気で正座を長くすると、下半身に紫色の細かい斑点ができてしまいます。そこで、唐丸さんに高さを嵩上げしてもらった特製の正座椅子を使っています。
 正座椅子に腰掛けて三味線を弾くときには、腿からひざにかけて少し傾斜しています。このため、棹が前に出やすく、少し上を手前に倒し気味にして弾いていました。
 ここ2日ばかり、正座椅子を使わないで、つまり腿が床とほぼ平行の状態で弾いてみたところ、左手も撥も明らかに安定して弾くことができます。音も、しっかりと弾けているのが素人にも感じられます。やはり、腿からひざにかけて斜めになっていると胴が安定しませんから、左手にも、右手の胴を押さえる手首から肘にかけても、余計な力が入っているようです。
 膝の痺れを我慢するか、三味線の安定をとるか、それが問題です。
 今のところ、正座椅子なしで我慢できるのは25分が限度ですから、本番では持ちますが、稽古の40分は無理。毎日、座れば少し長く座っていられるようになるのでしょうか。

2007年8月12日日曜日

バックアップ

 マザーボード、CPUの換装はうまくいきました。
 次は、システムの安全度を高めるためにハードディスクのバックアップをとる必要があります。私のバックアップの方法は、HDDを丸ごと別のHDDにコピーしてしまうという方法で行っています。
 この方法ですと、普段使っているHDDが具合悪くなっても、前回丸ごとコピーしてある予備HDDと交換すれば直ぐに使い続けることができます。最低でも月に1度はバックアップしますので、一か月前まで戻れば被害は比較的少なくてすみます。もちろん、二度と復元できないファイルはDVDなどにも随時コピーをとってあります。
 システムが正常に動かなくなったときは、Windowsを再インストールすることが一番よい解決方法なのですが、これにはソフトの再インストールや設定のし直しなど、大変時間と労力が必要になります。できれば、これはしたくないのが本音です。
 この点、私がとっている丸ごとバックアップは比較的楽にできますので、安心です。コピーといってもWindowsシステムが入っているドライブ(C:)は、ふつうのコピーではバックアップすることはできません。専用のソフトが必要になります。私は、Norton Ghostというソフトを使っています。(そのほかにもHD革命Drive Copy、Acronis True Image、コピーコマンダーなども使っています。ほとんどドライブコピー・フェチですね(^_^))
 Norton Ghostは、もともとフロッピィからシステムを起動して、IDEのハードディスクを丸ごとコピーするような仕様でしたが、SATAのハードディスクがシステムにつながっていると、フロッピィベースでは作動しません。バージョン10からは、Windows上からコピーするような仕様に変わりましたので、SATAのハードディスクがついていてもコピーすることができるようになりました。
 私のシステムでは、今回のCPU、マザーボードの組み合わせからSATAのハードディスクを使わざるを得ませんので、Norton Ghost 10以降を使う必要があります。そこで、新しいハードディスク(Hitachi HDT725025VLA380 SATA 250GB)
を調達して、これに120GBのハードディスクから丸ごとコピーすることにしました。
 Norton GhostはWindowsが動いている状態で起動し、ドライブを一つ一つ指定しながら、コピーしていきます。(前のFDバージョンの時は、一度にドライブごとコピーができて便利だったのですが)
 コピーが終わったら、新しいハードディスクからWindowsシステムが起動するか確認します。
 無事起動することができました。
 次は、同じ250GBの容量のIDEのHDDに、再度丸ごとコピーをしました。コピーが終わって、IDEから起動してみると、Windowsがうまく起動しません。これでは、いざというときに役に立ちませんから、ソフトを変えて再挑戦です。

(ただいま、HD革命Copy Drive2を使ってコピー中です。このソフトはコピーの前にハードディスクをチェックするので、この時間がとってもかかります。もう1時間15分たったいますが、まだチェックディスクをじっこうちゅうで、コピーは開始されていません。いったいどれだけ時間がかかるのか。この続きは、次回に。この間は、何しているのかって、もちろん三味線を弾くか、唄ってます\(^_^)/)

 

2007年8月10日金曜日

CPU、マザーボート取り替え(長文)

先日入手したCPU 、マザーボード、メモリをメイン機のそれと交換しました。

 古い構成は、CPU:Pentium4 2.8GHz、マザーボード:Aopen AX4SG-UL、メモリ:DDR PC-3200 256MB×2(512MB)、ハードディスク:Maxtor 6Y160P0 (160GB)、ビデオカード:Geforce FX5200 128MB、光学ドライブ:DVD 2台、バックアップ用ハードディスク(以下HDDと略記)1台 というものでした。

 新メイン機のマザーボード(以下M/B)は、HDDやDVDドライブをつなぐIDE(アイ・ディー・イー)というコネクターが1つ(古いM/Bには2つあった)しかついていません。その代わりに、SATA(シリアル・エー・ティー・エー)というコネクターが4つあります。SATAには1つのコネクターに1台のHDDやDVDドライブをつなぐことができます。ただし、コネクターの形状が違うので、最終的はHDDやDVDを買い換える必要があります。(IDE←→SATA変換コネクタが2500円程度で売られてはいますが)
 そこで、新メイン機では、以前買ってあったSATAのHDD(Maxtor 6Y120M0 120GB)をシステム用のHDDにして、バックアップ用のHDDとDVDドライブを1つしかないIDEにつなぐことにしました。

 換装はうまくいったのですが、大きな問題点が2つありました。
●1 M/B(AsusTek P5K-V)のBIOS(バイオス)が古いために、新しいCPU Core2 Duo E6750を認識しない。
●2 古いメイン機のCドライブをSATAのハードディスクにコピー(Norton Ghost 10というユーティリティソフトでシステム領域も全部コピーします)したが、Windows XPが起動しない。
 その他は、Core2 Duo のCPUクーラーの取り付けが、慣れていないので苦戦しました。力加減が難しい。

 以下、自分のメモがわりに手順を書いてみます。
【BIOS書き換え】
 まず、CPUとメモリを取り付けた新M/Bをケースにネジで固定します(この段階では、HDDやDVDやフロッピィ(FDD)は取り付けないでチェックします。理由は、エラーがあった場合に原因を特定しやすいからです)。電源とフロントパネルコネクターを差して、スイッチオンです。CPUファンは意外に静かです。「ポッ」と音がして、BIOSの画面が出るはずですが、出ません?
 画面には「Intel CPU uCode loading error  Press F1 to Resum」
と表示されて止まってしまいます。(F1キーを押せば、BIOS設定画面が表示されますが、システムを起動するたびにこれではいただけませんね)
 ネットで調べるとM/Bが新しいCPUの型番を認識していない、というエラーのようで、BIOSを最新のものに書き換えないと直らないらしい。
 仕方ないので、BIOSの書き換えをすることにしました。
 ここでまた問題が発生しました。BIOSというのは、パソコンの起動時(ブートといいます)に、いろいろな部品(デバイスとよびます)を初期化したり各種設定を行なうプログラムのことで、通常はマザーボード上にあるのROM(リード・オンリー・メモリ)に書き込まれています。マザーボード上にあるこのROMは、書き換えが可能でCMOS(シー・モス)といいます。ただし、この書き換えに失敗するとマザーボードはお釈迦になってしまいますので、通常はよほどのことがないと行いません。
 書き換えの方法は、以前はシステムを起動することのできる最低限のプログラムが入っているフロッピィディスク(私は、Pure DOS FDと勝手に呼んでいます)に書き換え用のプログラム(フラッシュ・ユーティリティなどと呼ばれます)と書き換えるためのデータをコピーして行います。最近では、FDの代わりに、USBメモリも使えるようになっていたり、マザーボード上に書き換えユーティリティが付属していたり、あるいはWindowsシステムが稼働している最中に書き換えが可能なマザーボードもあります。一般的にはFDから書き換える方法がとられています。私もこの方法で書き換えていました。
 そこで、もう一台のビデオ専用機からAsusTekのサイトにアクセスして、バイオス書き換え用のユーティリティプログラム(ADUDOS.exe)とBIOSデータ(P5K-V-ASUS-0402.rom)をダウンロードしてFDにコピーしようとしました。(正確には両方ともZIPファイルという圧縮された形式でダウンロードして、解凍ソフトでexe、romファイルに変換します。)
 ところが、BIOSデータファイルが1048キロバイトもあり、FDの容量が一杯になってしまってコピーできません。DOS(ドス)起動が可能なFDはcommand.comというプログラムが書かれていますが、この容量は約402キロバイトあります。書き換えユーティリティプログラムとBIOSデータをコピーするとFDの容量を超えてしまいます。(AsusのサイトにはFDにコピーしろと書いてあり、全く不親切です)FDからの書き換えはあきらめざるを得ません。さて困った。
 再度AsusTekのサイトを探すと、マザーボード上のユーティリティ(EZ Flash 2)でも書き換えが可能ということが判りました。そこで、フォーマットしたFDに先ほどのP5K-V-ASUS-0402.romだけをコピーして、新メイン機のスイッチを入れ、直ぐにAltキーを押しながらF2キーを押しますと、EZ Flash 2が起動し、FDからBIOSデータを読み込んで、書き換えが行われ、うまくいきました。BIOSの書き換えは、何度やっても胸がドキドキします。書き換え(フラッシュと呼びます)中に停電になったら、まずそのマザーボードは使い物にならなくなります。
 これで、BIOSが最新のものになったので、「Intel CPU uCode loading error  Press F1 to Resum」は表示されなくなりました。
 次は、Windos XPが起動しないという問題です。

【Windows XPが起動しない】
 マザーボードを交換するとWindowsが起動しなくなることは、結構起こることです。まあ、パソコンの自作をしない方にとっては、マザーボードを交換したり、CPUを交換することはないと思いますので、この状況でのシステムが起動しないという経験はないと思われますが。
 こちらの解決方法は比較的簡単で、Windowsシステムを上書きインストールすれば、以前の環境のままに直すことができます。
 Windows XPが起動しないと書きましたが、状況を正確に書けば、Windows起動画面で「旗」がちょっと表示されて、直ぐにシステムの再起動がかかってしまいます。何度やっても同じです。
 マザーボード交換時に起こる症状としては、「旗」の直ぐあとに、見たこともないブルー画面が表示されて、なにやら英語でメッセージが表示されて、先へ進まないという状況になることです。こうなったときは、Windowsの上書きインストールでなおします。(再インストールではなく、あくまで上書きです。再インストールするとそれまでの設定や、プログラムが全てなくなってしまいますので、大変に手間がかかります。)
 以下は、その手順です。
○まず、システムを起動すると直ぐに「Delete」キーを押します。するとBIOS設定画面が表示されます。ここで、「Boot(ブート)」順(システムをどの部品から起動するか)を確かめて、ハードディスクよりCD-ROMの方を優先する設定にします。(通常は、フロッピィディスク、ハードディスク、CD-ROMとなっている例が多いです)ここで、F10を押して、変更した設定を記憶させます。
○次に、システムを起動すると直ぐにWindows XPのシステムCD-ROMをドライブにセットします。CD-ROMからシステムを起動するかと聞いてきますので、「Enter」キーを押します。(実はどのキーでもOK)
○しばらく、いろいろなプログラムなどが読み込まれ、Windowsシステムをインストールするかと尋ねる画面が表示されます。ここで「Enter」
○次にMicrosoftのライセンスに同意するかで「F8」(同意)
○ハードディスクにWindowsシステムが存在するので、どうすると聞かれるので「R」(修復)
○Windowsシステムの修復を行うで「R」(修復)
○これで、一度Windowsのシステムファイルが削除されて、CD-ROMからシステムファイルがコピーされて、システムのインストールが行われます。
○しばらくするとWindowsのプロダクトキー(5桁ずつの英数字で合計25文字)の入力を求められますので、これを入力するともうしばらくインストールが行われ、システムの修復が完了します。
○このあとは、Windows XPの場合はライセンス認証に進みますが、この段階では、LANが使えない場合があるので、後でLAN環境を整えてインターネットに接続できる状態になってからライセンス認証を行います。
○これで、旧マシンで使っていた環境と全く同じ環境でパソコンを使うことができるようになります。
(ちなみに、Windows 2000でも同じ手順で修復できます。Window 98系のシステムでは手順が異なります。)

このマザーボード交換に要した時間、ほぼ8時間でした。フゥー 疲れた。

2007年8月9日木曜日

ついでに秋葉原

江戸村での打ち合わせは午後6時30分で終了しました。先方の都合で一杯会は日延べとなりました。
そのまま帰るのでは芸がないので、秋葉村の価格調査に出動しました。
昨日のブログでは、ミニタワー型ベアボーンとCPU、メモリを調達の予定と書きましたが、調達予定のショップへいったところ、残念ながら品切れでした。品物がないと何か寂しくなります。しばらく思案して、IntelのCore2 Duoに変更することにしました。出費1~2万円増えますが、元々はこちらを導入する予定でしたので。(←言い訳けモード)
本日のショッピングリスト
○CPU Intel Core2 Duo E6750 (LGA775 FSB 1333MHz,Dual Core,EM64T対応,TDP 65W) 
○マザーボード AsusTek P5K-V
○メモリ PC2-6400 1GB×2 CFD Elixir
マザーボードにビデオ機能が搭載されていますのでビデオカードは不要です。
これを今のメイン機に載せ替えます。
結果は後日報告します。

2007年8月8日水曜日

楽しい飲み会

今日は、異動の前から決まっていた気の置けない仲間と飲み会でした。偶然ですが異動の慰労会のような雰囲気もありました。親しい仲間ですから、「真相」を話してあげました。久しぶりなので、あれやこれや話題が飛びながら、時の経つのも忘れてワイワイと語り合いました。
気がつくと午後10時過ぎていまして、お店から「そろそろ……」といわれてしまいました。
明日は、午後から江戸村へ出張の予定です。出張先の偉い方とアフターファイブがあるらしいです。
(なければ、秋葉村へ寄って、ミニタワー型ベアボーンとCPU、メモリを調達します。)
あと2日、がんばるぞ。

2007年8月7日火曜日

文字化け

本日、勤め先で自分のブログを確認したところ、本文は全部文字化け、プロフィールはかろうじて日本語という状態でした。
表示をいろいろ試してみましたが、だめでした。ナーンデカ?

本日から4日間は、今回の異動の歓送迎会で長唄の練習はできません。
かろうじて、通勤途中(実は原チャリで通勤してます)の唄の稽古だけです。ヘルメットの中で自分の声はよく聞こえます。下手なのもよく分かります。通勤時間は15分ほどですから、長唄にはちょうどいい時間です。稽古途中の時は2回程唄えますし、全曲でも、合方を省略すれば、だいたいの曲は唄うことができます。
今日は、我が家から徒歩5分程の料理屋で異動先の○○室の歓送迎会でした。原チャリで往き、かえりに十分唄うことができました。
午後9時半過ぎには、家に帰り着きましたが、お酒を頂くと三味線は弾けませんので、今日は弾くのはあきらめました。

このフォント設定で、明日職場で文字化けしていたら、もう一度設定をもとから見直します。

2007年8月6日月曜日

初投稿

唐丸さんのEditaに参加するために、急遽ブログを作ることにしました。
ここしばらく、この手の投稿等をしたことがないので、何から書き始めていいか分かりません。
仕事のことは、書きたいことがたくさんあるのでが、もう少し現役生活がありますので、我慢、がまん。
ブログタイトルは、長唄にしたかったのですが、何となく気恥ずかしくて、「邦楽」としました。ここ3年ほどは、祭り囃子のお稽古をすっかりさぼっていまして、長唄三昧です。芸事は一般にそうでしょうが、長唄も、やればやるほど先が見えなくなります。でも、気長にお稽古を積んでいきます。何しろ、もうすぐ毎日が日曜日になりますから。
今お稽古中の曲は、三味線が「越後獅子」の本手が終わって、替手を稽古しています。
唄の方は「花見踊」です。1月前までは「供奴」をお稽古していました。
11月10日(土)には三回目の発表会があります。これに向けて、がんばらねば。
(8月8日文字化け修正)