2007年10月14日日曜日

佐倉の秋祭り(2)



きょうは中日です。
我が上町武尊囃子連のオールスターキャストです。








次は演奏中のまじめな一枚。









ついでにもう一枚
横町の山車。人形は「石橋(しゃっきょう)」
ですが、写ってませんね(m_m)

2007年10月13日土曜日

佐倉の秋祭り



始まりました。初日は金曜日で、私が乗る上町の主力である小学生、中学生がそろいません。
仕方なく、家内まで動員して、麻賀多神社の御神輿の宮出しにお囃子のご奉仕。というわけで祭りの写真がこれしかありません。立派な御神輿をどうぞ。

次は、間違って撮った動画ですが、こんな様子です。

2007年10月9日火曜日

藤枝大祭り(3)

藤枝の祭りは3日間で、一日目は各区ごとに屋台の引き回し、二日目は飽波(あくなみ)神社への奉納踊り、三日目は祭礼本部前での地踊り披露というのがメイン行事となっています。

 各屋台は、ご祝儀が出て地踊りの所望があると、ところどころで踊りを披露します。それぞれの区が三曲ぐらいのレパートリーがあるようです。出し物は、「越後獅子」「供奴」「喜撰」「吉原踊」「元禄花見踊」「桑名の殿様」「深川」「鏡獅子」「」などが多いようです。これらの曲の一部に振りをつけて地踊りをします。区によっては、子供(幼稚園から中学生)、青年団(男女それぞれ)が踊れるように稽古しています。なかには梃子方も(すこし恥ずかしそうに)踊っています。この踊りの稽古は一月や二月では出来るものではないですね。数年の単位でお稽古を積んでいると思われます。

 屋台は、青年団長と副団長の掛け声で運行されています。「やーれこのせーーー。やれやれやれや、もっともっとやれや。」とマイクで絶叫します。木遣りの一種ですかね。これに引き手が唱和して、引き回します。
 梃子方は青年団の花形のようで、10名程度で屋台のやり回しをしています。梃子長と呼ばれる頭の指示によって屋台の梶を切ったり、向きを変えたりしています。屋根には屋根方が3から5人乗っています。全員が命綱をつけていますから、屋根から不自然な角度に体を乗り出していることがあります。
 そのほかにも、進行長、交渉員、連絡員、交通整理、会計など様々な役回りがあるようです。提灯をみると「芸人係」などというのもありました。おそらく長唄と囃子方をもてなす係なのでしょう。
 屋台は全重量三トンほどあるようです。建造年代は比較的新しいものが多いようで、ほとんどが白木で鬼瓦、縣魚、象鼻、欄間、見返り障子などに彫刻が施されています。(どの程度の彫刻なのかは唐丸さんに聞かないと分かりません。)車輪は直径80センチほどの木製で、金輪ははまっていません。祭り以外の時期は池などの水に沈めて保管しているようで、道路と接する面はじわっと水が沁みだしているようにも見えます。梃子で一気に回すと、車輪の表面が削れて、おがくずのような木屑が出ますが、これをデッキブラシでこすりとり、箒で掃いて掃除をする係りの人もいます。また、屋台の後ろから袋を持って吸殻を拾い集める係りの人もいます。(感心させられました。)

 屋台の上は、長唄の唄方、三味線が2から3人ずつ、笛が1人で、後は鳴り物が3人ほどで全部で10名内外で演奏しています。唄、三味線、笛にはマイクが備え付けてあり、ラウドスピーカー2個で大変な音量です。音質ということは二の次で、音量がすべてという感じです。この点は、唐丸さんなら大変辛い点数をつけるのではないでしょうか。せっかくの美声や三味線の音色が違ったものに聞こえてしまいます。
 また、屋台の引き回しの最中は、先ほどの掛け声が、ずーーーっと続いていますから、掛け声にかき消されて、長唄の演奏はほとんど聞こえません。町内によっては、地方も唄と三味線はやらずに、チャッパやシンバル、カスタネット、タンバリンなど打楽器をもって囃しています。
 笛方には交代要員がいないようなので、大変でしょう。(この点、江戸囃子育ちの「大ちゃん」は強いのではないでしょうか。ある女性出演者のブログには、「修行じゃ!」と書かれていました。)

 これだけの長唄連中と囃子方を集めて、4日間も拘束するわけですから、この費用は大変なものでしょう。三年に一度もむべなるかなです。いずれにしろ大変な祭りでした。三年後にも、やはり見に来てしまうかもしれません。(次は、尚ちゃんが出演しているかもね。)

2007年10月8日月曜日

藤枝大祭り(2)


原区の屋台です。
私の師匠も出演してます。

















こちらは「大ちゃん」
出演しているのを知りませんでしたので、お互いに驚きました。










奉納踊り。各区が3日間かけて、奉納します。



こちらは、栄区の屋台。彫り物が立派です。

2007年10月5日金曜日

藤枝大祭り

 今、藤枝市へきています。
10月5日から7日まで藤枝大祭りが開かれます。
祭りの詳細は
 → http://www.fujiedataisai.jp/index.html
この祭りは、長唄と地踊り(弾き手の手踊り)が特徴です。
長唄の演奏は、唄、三味線、囃子のフルメンバーによって行われます。
4日には、前夜祭として「長唄と地踊りの宴」と称して約80人のプロによる演奏会が開かれましたので、拝見してきました。
番組は、浦島、みやこ風流、鏡獅子(胡蝶の巻)、喜撰、元禄花見踊り(地踊り)、花の友、勧進帳、まかしょ、吉原雀(舞踊)と盛りだくさんで、三時間を超える番組です。

私の師匠は、鏡獅子に出演、最後の大薩摩は圧巻でした。
演奏中に二枚目の方(東音の若手男性)の糸が切れ、それをわずかの間に取り替え、演奏に戻ったときには、会場から大きな拍手が起きました。藤枝の観客の目は肥えています。やはり土地柄でしょうか。
それに、勧進帳の「滝流し」もすばらしかったです。

さて、今日から祭りを本格的に見物させていただきます、実は藤枝に三連泊です。