2008年6月13日金曜日

上町日本武尊がお江戸参上

 本日6月13日は赤坂日枝山王神社の神幸祭でした。
今年は、日枝神社からのお声がかりで上町の山車人形が130年ぶりにお里帰りすることになったようです。私たちは、そのお供でお囃子のご奉仕をすることになりました。
 囃子方の人数は5人しかいませんので、私の女房まで動員です。(1週間前からお囃子のおさらい特訓を繰り返しました。)


 これが日本橋を出発する前の上町日本武尊の人形です。囃子台は横幅たっぷりで、5人では余裕ありすぎ(笑)。
 午後3時に日本橋を出発して、午後4時に銀座8丁目まで、まさにお江戸の目抜き通りを囃してゆきました。当初の予定では、神幸祭にふさわしく、祭り囃子の「鎌倉」か秘曲をやるつもりでいました。でも、出発の間際になって、上町の役員の方から山王神社のほうから「付け祭り」ですから、にぎやかに「仁羽」もどうぞ、といわれたようでして、最初に囃子を二つほどやって、実際に行列がスタートしてからはずーっと仁羽で通しました。
銀座四丁目で仁羽が高らかに響き渡るのは、最初で最後かもしれません。我が女房は1週間のお囃子特訓が水泡に帰して、がっかりしていたようですが、本当は仁羽で安心したでしょう。
 今日一日は、大変貴重な経験をさせていた頂いた一日でした。
 関係者の皆様、上町の方々、ありがとうございました。
 最後に「日本武尊」とわたしたち夫婦。ちょっと恥ずかしい。

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