2008年1月27日日曜日

タイ国へ

 1月20日から25日までタイへ行ってきました。
 朝9時45分に成田を出発し、バンコクまでは6時間ほど、その後国内線へ乗り換えてチェンマイへは午後7時前に到着しました。結構時間がかかります。

 今回は、タイの4大王朝を訪ねる旅だそうで、北からチェンマイ、スコータイ、アユタヤ、バンコクと4つの町を巡りました。我々の目的は、定年後1、2カ月滞在する場所としてチェンマイはどうかと思っていますので、チェンマイに3泊するツアーに参加したというわけです。

 タイは全体としては農業国で、今でも国民の8割は農民です。特に北部には工業は立地していないようで、ほとんどが田んぼと畑です。12月から4月頃までは乾期で雨がほとんど降りませんが、日中の気温は30度を超えます。北部のチェンマイでは朝夕は10度台まで気温が下がりますので、外出には長袖が必要です。

 チェンマイの滞在は町の中心部に近いホテルで、歩いて5分ほどのところにナイトマーケットがあります。売っているものはほとんど土産物ですが、どの店もあまり商売熱心には見えません。しつこく売り込むという感じがないのです。この辺は韓国とは印象が大変違います。徒歩で10分ほどのところにスーパーマーケットもありました。中には、豆腐とか「納得のカレー」とか日本の製品も結構置いてありまして、日本人が結構住んでいることを伺わせます。
 また、欧米人が多く滞在していることも特徴で、町全体がリゾートという雰囲気です。ただ、町並みは雑然としていますから、気取った雰囲気はありません。

 今回の旅は、食事がすべてセットされていましたので、一般の食堂やレストランには入りませんでしたが、タイでは朝から多くの食堂が開いていますので、長く滞在しても心配はなさそうです。それと、ツアーの料理自体が日本人向けのツアーのせいか、タイ風中華料理が多く、あまり辛い料理にはぶつかりませんでした。
 酒は、ビールが中心でタイ独自の酒というのはなさそうです。ビールをレストランで頼むと、大瓶で140バーツ(約460円)、セブンイレブンでは40バーツ(130円)ほどです。

 交通事情は、鉄道がほとんどありませんから自動車が中心です。走っている自動車の9割、バイクはすべて日本社製品でした。日本人が思い浮かべるタクシーはバンコク市内にしかなく、「トゥクトゥク」という三輪車のタクシーが中心です。もちろんメーターは付いていませんから料金は「交渉制」です。
 私もスーパーで買い物をして、荷物が多くなったのでホテルまで乗ってみようと、通りかかったトゥクトゥクを呼び止め(というか向こうから寄ってきました)、「プラザホテル」というと、中年のおじさんは「50バーツ(165円)」というので、「OK」と交渉成立。乗り心地は決していいとはいえませんが、走り始めると風が心地よく、2キロほどの道のりを堪能(?)しました。途中、おじさんが自分の家の前で突然停車、「1分ほど待ってくれ」というので、OKというと、ニコッとして何やら荷物を下ろして用足しをしていました。この辺はいかにもタイ式です(笑)。

 後の2日は、スコータイという古い町での遺跡観光とアユタヤ、バンコクのお寺や土産物の店に案内されました。
 バンコクは、車があふれており、目的のところまで行く時間が計算できません。日本人が住んでも、ちょっと不経済な町かなと感じました。
 2年後くらいには、チェンマイに1ヶ月くらい滞在できてたらいいなと考えています。

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