2008年3月20日木曜日

三味線修理

今、普段の練習につかっている三味線を修理に出しています。
私の手にヤスリがついているのか、押さえるところ(「カンどころ」といいます)が減ってしまったので、これを削ってもらうために東京根岸にある三味線屋さんに持って行きました。
三年ほど前に最初に買った三味線は、やはりカン減りが激しくて、自分で直そうと思って塗料を塗ったりなんぞしていたら、収拾がつなかくなってしまうほど竿がでこぼこになってしまいました(笑)。
その後、三味線を二棹も頂戴したので、それを稽古用につかっていました。そのうちの一つを修理に出したというわけです。

残り一つはほんとの初心者用で大変軽く、一の糸がよく響きません。練習していて不満が募ってきたので、使わなくなっていた最初の三味線を自分で直すことにしました。
まず、紙ヤスリの目の粗いもの(60番)で、荒削りをしました。
次に、320番で中仕上をして、最後に500番で磨きました。粉をきれいに拭き取って、敷居滑り用の蠟を塗り込むと、なかなかよさげにできあがりました。
今まで、カン減りのために、ビビッていた音がなくなりました。これで、当分は大丈夫でしょう。
でも、他の三味線を自分で修理をすることはもうしません(笑)。

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